繊細な人におすすめの書籍『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ』

こんにちは、繊細の森・もりばん・つりーです。
繊細な人々、HSP気質の方々を応援するHP「繊細の森」を運営しています。
 
本日は、繊細な方におすすめの書籍『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』をご紹介します。
 
 
心理学者のアーロン博士による、HSP(Highly Sensitive Person)を研究した本です。
 

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。

 

ちょっとしたことにも動揺してしまう神経質、臆病、引っ込み思案な人(The Highly Sensitive Person=とても敏感な人)、この本は、そんな敏感すぎるあなたのために書かれています。
 
とかく「タフさ」「押しの強さ」「抜け目のなさ」が求められる世の中で、生きにくさを感じる繊細・過敏な人こそ、実は、天賦の才能に恵まれた特別な人なのです。
 
そんな彼らが「繊細すぎる自分」と折り合いをつけ、より良く生活していくためのアプローチを紹介します。

(書籍紹介より引用)
 
ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。繊細さん(Highly Sensitive Person)の本です!
 
心理学者であるアーロン博士は、自分自身もThe Highly Sensitive Person(HSP)であり、HSP研究の第一人者です。
 
5人に1人はHSPの特性を産まれながらにして持っていると唱えており、その特性を活かした生き方や職業の選び方、パートナーシップの作り方まで、多岐に渡り研究をしています。
 
細かなことにもよく気付き、周囲の影響を感じ取りやすい繊細さんにとって、
 
HSP研究である本書を通じて「このままで良いのだ…!」と自分のことを前向きに捉えられる方も多いようです。
 
どんなことにあてはまれば、HSPの可能性が高いのでしょうか。同著の冒頭では、HSP診断テストとして、以下のような項目が挙げられています。
 

HSP診断テスト

 
※『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ』より引用
 

次の質問に、感じたまま答えてください。
少しでも当てはまるのなら「はい」と答えてください。
まったく当てはまらないか、 あまり当てはまらない場合に「いいえ」と答えてください。

     

  1. 自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
  2. 他人の気分に左右される
  3. 痛みにとても敏感である
  4. 忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
  5. カフェインに敏感に反応する
  6.  

  7. 明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
  8. 豊かな想像力を持ち、空想に耽(ふけ)りやすい
  9. 騒音に悩まされやすい
  10. 美術や音楽に深く心動かされる
  11. とても良心的である
  12.  

  13. すぐにびっくりする(仰天する)
  14. 短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
  15. 人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく (たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
  16. 一度にたくさんのことを頼まれるがイヤだ
  17. ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける
  18.  

  19. 暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
  20. あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる
  21. 空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
  22. 生活に変化があると混乱する
  23. デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
  24.  

  25. 動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
  26. 仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
  27. 子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」 とか 「内気だ」 と思っていた
  28.  

以上の質問のうち12個以上に「はい」と答えたあなたはおそらくHSPでしょう。
しかし、どの心理テストも、実際の生活の中での経験よりは不正確です。
たとえ「はい」がひとつかふたつしかなくても、
その度合いが極端に強ければ、そんなあなたもHSPかもしれません。

※引用ここまで

HSP関連リンク

 
HSP研究の第一人者、Elaine N. アーロン博士のWEBサイトはこちらです。

また、こちらの記事ではアーロン博士のメッセージを一部日本語に翻訳して公開しています。また、アーロン博士が制作する映画についてもこちらの記事でご紹介しています。併せてご覧ください。
 

『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』のAmazonへのリンクはこちら
 

 

繊細さんの書籍紹介『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ』について、HSPをどのように翻訳するか、著書であるアーロン博士のメッセージを翻訳することで考えてみます。

 

HSPを日本語に翻訳するむずかしさ

 

アーロン博士の訳書「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。」を読むと、「敏感すぎる」という言葉が繰り返し何度も出てきます。私はこの「敏感すぎる」ということがあまり良くないことという印象が拭えず、何度もこの言葉が繰り返されることはあまり心地のよいものではありませんでした。

 

ネット上の記事をみると、HSPの訳語としては「繊細すぎる人」「繊細で敏感な人」「傷つきやすい人」「超高感度人間」など、様々なものがあるようです。また、non-HSPについても「普通の人」と書かれている記事をたびたび見かけます。

 

「敏感」「内向的」「傷つきやすい」といった言葉はどうもネガティブな印象がつきまとい、繊細気質を持つ人にとって「傷つきやすい=やっぱり自分はダメなんだ」というような捉え方をしてしまうことがあると考えています。「敏感すぎる人」と「普通の人」という表現も、そうした考えをさらに助長するように感じます。アーロン博士もHSPは社会の価値観によって自己肯定感が低いことがある*と指摘しており、 ‘HSP’や’Sensitive’, ‘non-HSP’といった言葉を訳す際に、言葉を上手く選ばないと、ネガティブなものになってしまうおそれがあると感じています。

*アーロン博士公式WEBサイトより。http://hsperson.com/

 

  
 

HSPを「繊細さん」と翻訳すると

 

このWEBサイト「繊細の森」では「繊細さん」という言葉を使っています。「繊細さん」はコーチングを行う山口由起子さんが名付け親ですが、とてもHSPと近い考え方であると捉えています(詳しくは「繊細さんとは」をご覧ください)。

 

「繊細さん」と言う言葉には、とてもポジティブな響きを感じています。繊細であることは気質である、ただそれだけである、ということを上手く表現していると思います。

 

HSPであることをネガティブな印象にしたくないなと思っています。HSPであることは気質であり、ただそれだけである、という認識をしたいと思っています。そこで、このサイトではHSPを翻訳する際に、原文の意味を大きく逸脱しないことを前提に、可能な範囲で「繊細さん」と訳して表現していきたいと考えています。

 

以下、アーロン博士のWEBサイトで公開されているメッセージを翻訳して公開します。HSPを「繊細さん」と意訳し、その他単語の表現を注意して記載しました。HSPであること、繊細であることが気質であるということが理解しやすくなるのではないかと考えています。多くの繊細さんだけでなく、繊細でない方にもご覧いただければ嬉しいです。

 

あなたや、あなたの子どもが繊細さんであると思ったら、次のことを知っておいてください。

 

■繊細さんの気質は正常なものです。

全人口の15-20%程度は繊細さんです。疾病というには多すぎます。しかし、あなたの周囲にいる、繊細ではない残りの人たちからの理解は十分ではありません。

 

■繊細さんの気質は生まれながらのものです。

生物学者は、100種類以上の種族を、果実や鳥類、魚、犬、馬、そして霊長類から見つけ出しています。繊細気質は、行動する前によく観察する、という種の生存戦略を反映したものです。繊細さんの脳は、繊細でない人の脳よりすこし違った働き方をするようです。

 

■機敏でよく気が付きます。

脳がより深く情報を処理し、反映します。例えば、あなたがメガネをかけていたとしても、より多くのことに気付くので、より沢山のことが見えます。

 

■周囲に圧倒されやすいです。

色々なことに気付くので、緊迫していたり、複雑すぎたり、カオスだったり、奇抜だったりすることに長く接していると、自然と圧倒されてしまいます。

 

■繊細さんは新しく発見されたものではありません。長く誤解されていたのです。

繊細さんは環境が変化する前によく尻込みするので、「恥ずかしがりや」なひとだと呼ばれていました。しかし、恥ずかしがることは後天的なもので、先天的なものではありません。繊細さんのうち30%は外向的で、(傍から見ると)内向的とは呼べないひともいます。

引っ込み思案、怖がり、神経質、とも見られがちです。これらにあてはまる繊細さんも存在しますが、これらは先天的ではなく、基本的な気質でもありません。

 

■繊細であることは、(組織や国の)文化によって異なる評価を受けます。

繊細であることが評価されない文化では、繊細さんは低い自己肯定感を持ってしまう傾向にあります。「そんなこと気にし過ぎだ」と言われることで、自分は普通じゃない、と思ってしまいます。

原文はこちら。繊細さんの映画2015年9月以降に公開される 映画 ‘Sensitive’ の公式サイトやアーロン博士の運営するサイトに掲載されています。
※映画’Sensitive’について、詳しくはこちらの記事でも紹介しています。

 

繊細さん、HSP気質のみなさまから、書籍のレビュー・ご感想をいただきました。

 
「繊細の森」で書評を募ったところ、『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ』を読んだよ~!という皆さんからご感想・レビューが寄せられました。
ありがとうございます。
 
<30代女性・翻訳業・さくらさん>

私は内向的で、ささいなことにも敏感に反応し、ストレスに感じてしまいます。そのため、会社組織で働くことが大変困難でした。
・・・・・・・・
続きを読む

 
 
<40代・男性・会社員 しんじさん> 

私は、HSPという言葉を「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。」を読むまで知りませんでした。 
 
HSPとは、とても繊細で感受性が強すぎるために、身の回りで起こる事象に対し必要以上に動揺し、神経が高ぶってしまう症状がひとつの大きな特徴であることをこの本から学び、私自身も感受性の強さを自負しており、はっとさせられる部分が多くありました。 
・・・・・・・・
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<大学生・男性・きむらさん>

私は、典型的な「ささいなことにも動揺してしまう人」です。
 
・・・・・・・・
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