「楽しいことがわからない」と思ったら、安心できる場所で一息つこう。
こんにちは、カウンセラーの武田です。繊細な人やHSPの方から、仕事や人間関係のご相談を承っています。(東京・お電話・スカイプ)
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なんでも相談室で
「楽しいことがわからない」「心が動かない」
というご相談を、時折いただきます。
※
性質として「もともと持っている感情が少ない・浅い」という場合もあるのだけど
今回の記事は、「過去に痛みがあって感情に蓋をしている場合の、取り戻し方」について。
なぜ心が動きにくくなっているのかというと、
感情を感じると辛いので、感じないように蓋をした
↓
辛いことは去ったのだけど、蓋がそのまま
↓
心が動かない
(痛みと一緒に、楽しい・嬉しいも蓋をされている)
という場合があります。
心が固まっているなと思ったら
安心できる場所で
「もう大丈夫だよ」と、ゆっくり蓋をあけることで
揺れながら、少しずつ感情が戻ってきます^^
「楽しいことがわからない」とご相談にみえたTさんから、その後のお便りをいただきました。
(掲載許可をいただいています)
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友紀さんへ
こんにちは。Tです。
先週は、なんでも相談に乗って頂いてありがとうございました。
ようやく気持ちが整理できたので、感じたことをメールします。
(略)
友紀さんから頂いた宿題の、
「落ち着いた刺激の中で、自分の好きなことを感じてみる」ことを、
空いた時間で試しています。
それから、ちょうどブログにも書かれていた、
好きなこと、嫌いなこと、どうでもいいことを感じることも、意識して過ごしています。
そこで気付いたのが、私には「何かを感じようとすると抵抗する」癖があることです。
これまで辛いことを経験した時、その気持ちや考えを無かったようにしてきたみたいで、
好きとか楽しいとかもよく分かんなくなってるみたいです。
この前の電話で、話したいことがぱぱっと出なかったのも、
事なかれ主義(笑)な自分がいるせいかもしれません。
何となくそんな自分に気付いてましたが、
友紀さんのおかげですとんと腑に落ちました。ありがとうございます。
なので、今、何かを感じようとすると、ものすごくしんどいのですが、
頑張って素直になってみます。
長くなりましたが…
また、報告できそうなことがあればメールさせて下さい。
あと、なんでも相談室をまた利用したくなったら申込しますね。
ありがとうございました。
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Tさん、ありがとうございます^^
なんだか感情が動かないな。という方は
ひとりの散歩道や、本の中など
安心できるところで、少しずつ感じる練習をしてみてね。
ふたを開けて少し経つと
怒りが湧いてきたり、慣れなくて感じすぎたり、揺れやすくなります。
そのうち落ち着くので、自分を長い目でみてあげてくださいね。
(目安としては、数ヶ月)
※参考記事:切替わりの時期は怒りっぽくなる。心のイヤイヤ期
なお、
心を動きにくくする蓋は「必要だからできたもの」なので、
責める必要はないよ^^
「ありがとう。もう大丈夫だよ」と感謝して
そっと手放してあげたらいいです^^
◆こちらもどうぞ
・自分らしく充実して生きたいとき。想いを地道に感じていく。
・切替わりの時期は怒りっぽくなる。心のイヤイヤ期
・決められないのはどうして? 感情の蓋は、なくていい
・自分の感覚や感じたことが正しいかわからない、というとき
私/僕はどうなっているのか?
確かめて進むのに、相談室をご活用ください!