職場で八つ当たりされるのを防ぐ方法。〜「イヤだ」と思ったら、素直に顔に出そう
こんにちは、カウンセラーの武田です。繊細な人やHSPの方から、仕事や人間関係のご相談を承っています。(東京・お電話・スカイプ)
→【なんでも相談室】
→【適職診断】
・職場の人間関係がうまくいかない。職場を変えても自分に八つ当たりする人があらわれる
・職場で嫌なことがあって、上司や同僚に「◯◯をしないでほしい。改めてほしい」と頼んでも、なかなか改善してもらえない
といったご相談を時折頂きます。
職場の人間関係で苦労している人に、共通していることがあります。
それは「思っていることと表情が一致していない」ということ。
嫌なことをされている最中や、こういうことはやめてほしいと訴えるときにも「いつもの優しい笑顔」だったりするんですね。
(職場だけでなく、「こういうことがあって辛いんです」とカウンセラーに伝える時も、笑っていたりするのです。いつも笑顔でいることが、いつの間にか習慣になってしまっているんだね。)
いつも笑顔だと、相手はあなたが嫌がっていることがわかりません。わかったとしても「自分がなにをしてもこの人は反撃しない」と思われます。
嫌なことをされたら、素直にムッとした顔をする。
改善を訴えるなら、笑顔は消して、真剣な顔で訴える。
現実を変えていくには、気持ちをそのまま態度や表情に出すことで
「わたしにはわたしの感情があり、あなたの言いなりにはなりません。いつも笑顔で許してるわけじゃありません」
と相手に示していく必要があります。
職場で笑顔でいることが習慣になっている人や、「もっと怒っていいのに」「えっ、怒ってたの?わからなかった」と友人から言われるひとは、「ムッとしたら素直に顔に出す」を心がけてみてね。
「この人は、オレの言いなりにはならないんだな。嫌なことは嫌って言うんだな」と伝われば、八つ当たりされることも減ってきます^^
<補足>
人間も動物なので、相手が自分より強いか弱いかを本能でみています。
こちらが立場にとらわれて「上司だから反論したら仕事しにくくなる」「先輩だから強く言えない」と思っていると、ずるい人は目ざとく付け込んできます。
「上司であろうと、嫌なことをしてくる人は許さない」
「お客様であろうと、傍若無人な振る舞いは許さない」
そう心に決めておくことで、毅然とした態度が相手に自然と伝わり、変な振る舞いをされることがそもそもなくなっていきますよ^^
◆関連記事
・職場が変わっても人間関係の辛さを繰り返す場合
・全く別の角度からの【光】でした~人間関係のご相談から1ヶ月後のお便り。
・恩人にも「嫌です」と言っていい。〜ありがとうとNOは別のもの
・『都合のいい人』であることを、手放す。~「嫌だ」と伝えると、力がみなぎる