仕事の悩みを繰り返すとき。根本的に解決するには?
こんにちは、カウンセラーの武田です。繊細な人やHSPの方から、仕事や人間関係のご相談を承っています。(東京・お電話・スカイプ)
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仕事の悩みを繰り返す時、どうしたらいい?
悩みには、その人固有のパターンがあります。
仕事で「同僚を助けすぎて自分が苦しくなる」というひとは、友人関係や家族関係でも「相手を助けて苦しくなる」というパターンを抱えています。
悩みの根っこは同じ。同じ悩みが、仕事でもプライベートでも、形を変えて出てきているのです。
こういった繰り返す悩みから抜け出すにはどうしたらいいのか?
ハードですが、悩んで悩んで心底嫌になることが、根本的解決への第一歩です。
心底嫌にならないと、変わらない
「生き方を変える」(=転職する、働き方を見直す)
「考え方を根本から変える」
「これまでの行動を変える」
など、人間が変わるというのは大変なことです。
自分から変わろうと思うためには、一度、底を打つ必要があります。
嫌な思いを丸めたりなかったことにしたりせず、とことん感じて、とことん嫌になると、底に行き着きます。
「あ。もう、自分が変わらなきゃいけないんだ」
「これは、自分が取り組む問題なんだ」
と、悩みを、自分が取り組むべき課題として引き受けることで、底に足がつき、浮上が始まります。
しっかり感じて、しっかり嫌になろう
悩みを繰り返していると気づいたら、まずはしっかり感じてしっかり嫌になることを、おすすめします。(スパルタですが、でも本当にそうなのです)
「仕事って辛いものでしょ」
「相手も悪気があったんじゃないし」
など、理解のあるふりをしたり、良い側面を見たりして丸めると、似た悩みを繰り返します。
丸めたり、なぁなぁにしたりせず
「こんなのもうイヤだ。イヤなんだ!!!!」
と、嫌さを感じて下さい。
人間が大きく変わるとき「もがく」「悩む」過程が必要です。
渦中は本当に大変だけれども、もがくことで自分の心の形がわかる。もがいた末に、よりいっそう自分のままで生きる道が拓けていきます。
次回予告:「変わらなきゃ」という考えそのものを変える
少々ややこしいですが、これまで頑張ってきた人は、
「自分が変わろうとするのをやめる」
という変化のしかたをします。
「変わらなきゃ」という考えそのものが、変わるのです。
これについては、また次のコラムでお届けしますね。
どうぞお楽しみに!^^