繊細さんとパートナー。「人と暮らすのってどうですか?」

こんにちは、カウンセラーの武田です。
繊細な人やHSPの方から、仕事や人間関係のご相談を承っています。(東京・お電話・スカイプ)
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プロフィールにお見合いしてつりー氏(旦那さん)と出会った、と書いていることもあり、恋愛や婚活やお見合い、パートナーシップのご相談をいただくことがある。
 
私も含め、繊細な人やHSP気質の人たちは「人と暮らすってどうですか?」という文言を使うように思う。「彼と一緒に暮らしてどう?」「落ち着いた?」などの軽い感じとはニュアンスが違う。全員ではないけれど「人と暮らす困難さ」が前提にあってこの言葉になるのかなと思う。
 
安心できて好きなだけいられる場所を「家」と定義するならば、繊細さんは生まれた家族のもと(実家)で暮らすのがしんどいケースがある。家族が大好きでも、テレビの音がどうしてもダメなんだとか、家族と生活様式が合わないケースがあるのだ。
 
リビングのテレビの音が聞こえるといった一見ささいなことが積み重なって「家にいるのがしんどい」となるのだが、繊細さんがもつ敏感な感覚を、持たない人に理解してもらうのは難しい。
 
繊細さんの感覚を非・繊細さんに合わせて説明すると、居間から聞こえるテレビの音=大型トラックが家の目の前を通りつづけている音、という感じである。一瞬だったらいいけど、1時間も2時間も大型トラックが家の前通ったらしんどいでしょう…?感覚は人によって全く違うのだ。
 
まわりが平気なことが自分には辛いというのは、わかってもらうのが難しい。「テレビ見ないなんて変」と家族や周囲に言われて傷つくケースもある。そして「一人暮らしなら自分の安心できる環境にできる」「また誰かと一緒に暮らすって…テレビや換気扇の音、どうしたら…」となる。
 
でもね、いろんな人と話してみると、自分が苦手なものを、同じように苦手な人が、案外いるのだ。(私のお客さまだと、テレビ見ない率7割ぐらい…だと思う。もしくは、好きなお笑い番組だけ見るとか。繊細さんがほとんどなのでデータは偏っているけれど)
 
もしくは、自分が苦手なものが相手にとってどっちでもいい時は、こちらの事情を説明すると配慮してくれたりもする。「まわりと違ってて、どうしよう」というのは、まわりと違う(と思う)から隠してる。ゆえに他の人も案外そうなんだって気づかない、という側面がある。
 
ということで、まとめると…
・生まれ育った家や家族と生活様式が合わなくても大丈夫。他の誰かとは、生活様式含めて合う可能性が大いにある。
・この人は自分に合うのか?知るには、自分のことをいろいろ話してみるのが早い
です。
 
人と暮らすって、そりゃ大変だけど、いいものだよ( ´ ▽ ` )♡
<参考:私の場合>
・一人暮らしと二人暮らしを何度か往復して少しずつ慣れた
・同居を始めた時、情報が多すぎて寝込んだ…。ひとりで放っておいてもらった。
・会社辞めて起業するより人と暮らすほうが大変だと思った。
http://ameblo.jp/hunnwari-suisaiga/entry-11973986438.html
http://ameblo.jp/hunnwari-suisaiga/entry-11974847615.html
・今:つりー氏と幸せに暮らしている。
誰かと生きること、誰かと暮らすこと。もし願っているなら、叶えにいこう。