話すのが苦手な人は、この5つをチェックしてみてね
こんにちは、カウンセラーの武田です。繊細な人やHSPの方から、仕事や人間関係のご相談を承っています。(東京・お電話・スカイプ)
→【なんでも相談室】
→【適職診断】
今日のコラムは、話すことについて。
話すのが苦手とおっしゃるお客さまは多いけれど、苦手な理由は人それぞれです。
話すのが苦手だと感じる理由を5つ挙げてみます^^
1.自分の気持ちがつかめないから、相手に話せない
→これは人相手に訓練するより自分の本心をみる練習をするほうが早い。
(※自分の本心をみる方法は別のコラムで書きますね^^)
2.自分の気持ちを説明する言葉が、日本語のなかにない
→見落としがちだけど、繊細な感性をもつひとに割と起こる現象。
青色って、何色もあるでしょう。空の澄んだ、群青、藍色、紺色…。ものごとや気持ちの説明で、同じようなことが起こっている。
「好きなんですね」って言われると、たしかに一般の人はそれを好きと分類するかもしれないけど微妙にニュアンスが違うんだよ…モヤモヤ…。「…そうですね、好きっていうか…(言葉にならない)」みたいな感じ。他の人の言葉が大雑把で、自分にぴたりと当てはまる言葉がないケースね。
※自分に合う言葉が日本語にないひとは、他の言語を学んで取り入れてみるのもおすすめ。英語のほうがすっきりするひともいるよ。
なお、イヌイットは雪を示す100種類の言葉を持つそうだ。( ナツさんのブログより)
イヌイットの雪の52番目を人への説明に使うというより、自分の内側に、自分の言いたいことにぴたりと合う言葉を持っておくと、心と口に出す言葉がつながりやすい
会話例)
「雪降ってるねー」
「あー、そうやね。雪…雪やね」(本当はイヌイットの雪の52番めなんだけど、まぁ日本で言うたら「雪」やな)(心の声)
私とつりー氏はふたりとも繊細なので、我が家では状態をあらわす用語として「センシティブ」「活性化」という単語を使います。これはすごく良い。ただただ繊細さが増す時や頭の中が活発化しているときがあって、良いとか悪いとかないんよね。
会話例1)
つりー:「あれ、センシティブ?」
友紀:「うん」
つりー:「そうかそうか」
会話例2)
友紀:「活性化している!」
つりー:「そうだね(わかってる。笑)」
友紀:「活性化しているよ!」(←わぁわぁとよく話す状態)
大切な人との間に、意味の一致した言葉をもつと、余裕ないときに説明の手間がないので助かるよ…!
3.相手や場に対して焦っている(安心していない)
話すのが苦手とおっしゃるお客さまも「うん、うん。なるほど」と聞いていると、言葉も道筋も非常にスムーズなのです。相手に対して安心してないと、焦るんよね。ちゃんと言わなきゃって思うほど言葉がこんがらがる。
このケースは、言葉の問題じゃなくて、相手との信頼関係や相手への安心感が鍵です。
「大丈夫」「一度で言えなくても何回も説明しよう。どれかで伝わったらいいな」など、相手の度量にどーんと任せて話し始めることが大切。「相手は私の話を聞いてくれる人だ」という前提で話してね。
※私は、相談の場では特に、お客さまに話してもらえる自分であることを追求します。意図するのでもテクニックを弄するのでもなく、心底知りたいという思いでじーっと相手の想いに目をこらす。私の相談の場でお客さまがどれだけ話せるかは、お客さまの責任ではなく、私の姿勢と技量の話です。
4.リアルタイムの言語化が苦手
人によっては考えながら話す同時進行が苦手な場合があります。話すよりも書きながら整理するほうが得意な人は、案外多いです。
このケースは書くといいよ。手紙を書いたりメールで送ったり、メモで渡す。伝われば手段はなんでもよいのだ^^
5.その話題や相手に興味がなくて話すことがない。笑
興味がない話題や相手には、話せないよ…! 「ありゃ、興味が湧かない。残念!( ´ ▽ ` )」でいいと思うの。
興味があるものや話したい相手と好きなだけ話したらええねん。興味が湧くものと話したくなる相手はあちこち探してなー!(関西風 )
【まとめ】
話すのが苦手だと感じる人は、これをチェック!
1.自分の本音がわかるか
2.気持ちを説明する言葉が日本語にあるか
3.相手や場に対して安心しているか
4.話すより書くほうが得意なのではないか
5.話題や相手に興味があるか
どなたかに届けばなによりです^^!