強みと訓練。相手のがんばりをみれるといいな。

今日は、強みについて書いてみたいと思います。
 
 
私は適職診断や森セッションで、強みに着目しています。
 
強みとは、生まれつき上手にできること。
自分にとっては自然で当たり前なんだけど、他の人からみると「なんでそんなにできるの?」と思われるくらいに、なぜかうまくできること、です。
 
  
仕事したり、プライベートで雑談したりしていると、
ちょっとしたやりとりのなかに、相手の強みが見え隠れします。
 
「営業のメールがめっちゃうまい。簡潔でわかりやすいのに人情味がある」
(「要点をつかむのが抜群にうまい」と「コミュニケーション」の掛け合わせ)
とか
 
「何気ない会話のなかでも『嬉しい』『気がラクになりました』とか、気持ちをこまめに伝えてくれる」
とか
 
「仕事の提案が的確。毎回、うおぉこれがほしかった!という内容を提案してくださる(なんで私の気持ちがわかるんだ?)」
などなど
 
強みが発揮されていると
「なんかこの人、毎回、めっちゃ上手い。すごい」
という印象になります。
 
 
友人・知人がひょいひょいと軽やかに、自分にはとても真似できないことをやっている姿をみると
 
「いやー、これはちょっとすごい。なぜあんなに、ひょいひょいできるのだ?」
「すごいな、強みなんだなぁ!」
と思うのだけど、
 
ある方と仕事のやりとりをしたとき、その才能は、強みだけでなく訓練に基づくものである、というお話を伺って
 
やはり、すごいものは訓練あってこそであり、簡単に「強み」で片付けたらいかんよな、と反省しました^^;
 
 
強みには「生まれつき上手」という特徴がありますが、やはりそれだけではアマチュアの域を出ないのです。磨かれて初めて「才能」になるんですね。
 
華やかにみえて、裏には地道な訓練があります。
 
真剣勝負の中で(←ここがポイント)量をかさね、試行錯誤し、
磨いてきた歴史がある。
 
軽々と成し遂げる「才能」にみえても、
重ねてきた訓練量を思えば、
それはむしろ「達人の熟練技」なのかもしれません。
 

相手のがんばりを、ないがしろにしちゃいかんよな、と
そんな風に思ったのでした。
 
 
>>続きはこちら。相手のがんばりを知ったら、自分のがんばりも認めていこう。
 
 
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