生き残るための強みは、手放そう
こんにちは、カウンセラーの武田です。繊細な人やHSPの方から、仕事や人間関係のご相談を承っています。(東京・お電話・スカイプ)
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適職診断では、その人の強みをみます。自分の強みを仕事に使えると、スイスイ成果がでて働きやすいからね。
※強み=生まれつき得意なこと。自然にできてしまうこと。
ですが、ご相談をうけていて
「うーん、たしかに強みなんだけどね。その強みを使うのはやめませんか」
とお伝えすることがあります。
強みのなかには本人を苦しめるものがあるのです。
なにかというと「生き残るために必要で、強みになってしまったもの」。
生きる上で必要だった力が強みとして現れることがあるのです。
わかりやすい例だと「自分の感情を封じて平然としていられる」という強み。幼い頃から感情を出すことが良しとされなくて、育てざるをえなかった強み。
この強みのおかげで「苦しい場所でもやっていけた」として…この強みをどんどん使おう、磨こうとは、やはり言えないです。強みを磨くことで「自分のありのままで生きる人生」からどんどんそれてしまう。
※わかりやすいものを出しましたが「生き残るための強み」って、わりと誰でも持っています^^; あなたの強みも、実は「生き残る強み」かも?
この強みは、生き残るため強みなのかしら…? そう思った時、見分けるポイントは
・強みを使うと人間関係や仕事が一見うまくいくんだけど、心の奥が悲しい。辛い。
・強みを使わないのがとても怖い
・「やめていいんだよ」と言われると反発する。でも、ほっとする
です。
生き残るための強みに気づいたら、その強みを一度止めます。生き残るために発達させた強みなので「止めたら生きていけないんじゃないか」ぐらいに、とても怖い。それでも止めます。
プライベートやパートナー相手など安心できる場所で、少しずつ「それをしなくても、生きていける」と実感します。そして最終的にはその強みをガンガン使っていた場(仕事など)でも止める。
その強みが「ありゃ。なくても大丈夫だな…?」になったころ、本来の素の強み――めいっぱいの幸せ♡に使える強みが、ひょこっと顔を出します。
強みは、幸せのために使ってね^^
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