「メーカーでものづくりをしたい」就活中のNさんへの適職診断
こんにちは、カウンセラーの武田です。繊細な人やHSPの方から、仕事や人間関係のご相談を承っています。(東京・お電話・スカイプ)
→【なんでも相談室】
→【適職診断】
就職活動中で、「メーカーで物づくりをしてみたい」というNさん。
Nさんの強み・弱み・適性をみて「メーカーの場合は◯◯部門が向いているよ」とのお話をしました。
ひとくちに「メーカーでものづくり」といっても、商品開発なのか、改良なのか、生産を監督するのか…仕事内容はさまざまです。向き不向きもやはりあって、開発が合う人もいれば、品質保証が合う人もいる。
「メーカーでのものづくり」についてざっくり書きますと。
※ 部署の呼び名や、どの部署がどの仕事を担当するのかは会社によって違います。
開発:
求める性能や機能を達成するためのものづくり。ものの構造や仕組み・原理を理解し、必要に応じて自分で一から作る。作って終わりではなく耐久試験なども行う。開発日程が発売日に直結するため納期が厳しく忙しい。
設計:
CADなどを使用して設計する。ものの形を2次元や3次元で把握する力が必要。コンマ数ミリ以下の世界。単に図面を書くだけでなく「この使い方をしてこの部位が耐えうるか」各種計算をもとに形状や数値を決めることもある。
改良:
既存品を部分的に改良する。改良したとき、同じ部品を使っている他の商品にも使えるのかなど、多くの情報・制約のもとで仕事をを行う。開発よりも1人で担当する品数や工程が多い。
生産:
1つの商品を何秒で組み立てるのか、人員配置は、使用する設備は…、など、実際に生産するために必要なことを行う。優先して作る商品が発生した場合の生産ライン調整など、仕事は幅広い。
この他、品質管理、品質保証など、様々な「ものづくり」があります。
さて、ご相談いただいたNさんから、内々定のお便りをいただきました^^
(掲載許可をいただいています)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんにちは。
◯月にお仕事診断をしていただいたNです。
就職活動のご報告です。
先日、第一志望の◯◯メーカーから内々定をいただきました。
職種については…(略)
雰囲気にとても惹かれたのと、半ば直感でその会社に決めました。今は不安と楽しみな気持ちが半々です。
直接お会いできるときにお話しできてよかったです。もしもまた会社や人間関係で悩んだら相談させてください。本当にありがとうございました。
(武田追記)
この後のやりとりで
「ときどきお仕事診断シートを見直して、地に足をつけて頑張ります!
先日友紀さんが紹介してくださった「生産管理」なども研修を通して見ることができたらいいなと思っています。」
とのことでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Nさん、おめでとうございます!
入社後の異動を経て、少しずつ自分に合うところに近づいていってね。困ったときは「自分の強み・弱みってどんなだっけ」と診断シートを振り返ってもらえたらと思っています。
のびのびと働くことを、心より応援しております^^!
メーカーでものづくりをしてみたい方、困ったらご相談にお越しくださいね。
※武田友紀:前職・大手住宅設備機器メーカーの技術者です。主に商品開発をしていました。研究〜イチから作る〜設計まで一通り経験しています。他メーカーさんとの関わりも多かったので、いろんな世界を見たよ。