絵と詩と。
絵に詩をつけようと思っていたのだけど、絵を前に、言葉が遠のいてしまった。
絵だけで伝わるものが、あるのかもしれない。
生い立ちや紆余曲折、人となりなどの「表」ではなく、もっと奥にあるもの。
”たましい”が持っている、景色のようなもの。
一番やわらかく一番強い、幾重にも守られた心の奥が、なにもかもを超えて届く。
そういうこともあるんじゃないかと、思い始めている。
絵「心の景色を」 キャンバスに油絵、サイズ273×273mm