My Job:「人生でやるべき仕事」に向き合う
こんにちは、カウンセラーの武田です。繊細な人やHSPの方から、仕事や人間関係のご相談を承っています。(東京・お電話・スカイプ)
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◎やりたいことのなかに「人生でやるべき仕事」がある
やりたいことを中心に生きていると、やりたいことのなかに、ふと「やるべきこと」がみつかります。
この「やるべきこと」とは、食器洗いや生活のための仕事といった「単なるタスク」とは異なります。「世の中で、これは私に任せられたこと。私の仕事だ」と予感するもののことです。
人生をかけてやっていくべき仕事。My Job。
◎「人生でやるべき仕事」は、逃げたくなる
人生でやるべき仕事=My Jobをみつけたとき、どうしても逃げたくなります。
「ちょっとやってみよう」で済むものではなく、腰を据えて取り組まねばモノにならない。自分の求めるレベルに達しないからです。
たとえば「魂のこもった自分オリジナルの作品を作る(絵を描く)」というMyJobが見えている場合。
自分オリジナルを確立するまでの果てしなさが予感されるから、逃げたくなる。
「描いてみたら?」と言われても、「家が狭くて描く場所がない。まずは家を片付けないと」「子育てもあるし、なにかと忙しい」と、日常を理由に逃げる。
あるいは、「ちゃんと描くためには学校に通う必要がある。そのためにはまず学費を貯めないと」と、進めるふりをしながら遠くに先延ばしする。
散らかっているものをひとまずテーブルの隅に押しやって、自分の腕前で、今すぐ描くことだってできるのに、できない理由をみつけては先延ばしにするのです。
この現象のおもしろいところは、本人に逃げている自覚があること。
あれやこれやと家を片付けたり、目の前のことに追われながら、「こんなことをしている場合ではないのに」と、うっすら思っています。
◎「人生でやるべき仕事」は、やらない限り、気持ちが収まらない。
「人生でやるべき仕事」は、取り組まない限り気持ちが収まりません。
取り組まない限り、それをやっている誰かを見ては、「私だってやりたいのに」「私だってそっち側の人間なのに」と眺め続けることになる。
人生でやるべき仕事は、やることでしか上達しない。
やってみないかぎり、うまくいくかどうかもわからない。
だから、やる。
今すぐできることから、やる。
今の段階で下手だろうと、未熟だろうと、なにかが足りなかろうと、今すぐ手を付けるのです。