どうしようもない状況で、自分を責めない。人生には事故が起こりえる。

こんにちは、カウンセラーの武田です。
繊細な人やHSPの方から、仕事や人間関係のご相談を承っています。(東京・お電話・スカイプ)
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ご相談をうけていると、過去の仕事や人間関係で「もっとうまく対処できていたら」とご自分を責めているケースに遭遇します。
 
「自分がもっと◯◯できていたら、あの状況を防げたんじゃないか」
「自分がもっとストレスに強ければ……」
などです。
 
 
 
でも、当時の状況をお伺いしていると
 
「もともと忙しい部署だったが、コスト削減で仕事が更に増え、耐えきれなくなった」
「組織改編があり会社全体が試行錯誤していた時に、部署間の調整役となった。板挟みになってしまった」
など
 
「他の人が担当していても、厳しい状況だったのではないか」
と思えるケースもあるのです。
 
 
 
自分の手にあまる状況に遭遇し、対処できなかった自分を責めるのは、事故に巻き込まれたひとが自分を責めるのに似ています。
 
「私がもっと体を鍛えていたら、走行中の車に接触しても大丈夫だったのでは」みたいな責め方です。
(他の人でも、きっと怪我するでしょう…!)
 
 
 
仕事や人間関係で、事故のような「どうしようもない」状況に遭遇することは、起こりえます。
 
「あの状況は、本当に、過酷だった……」
と客観的に受け止め
 
「私は精一杯、どうにかしようとしたんだ」
と自分の努力を認めて
 
生きのびた自分を、よしよししてあげてくださいね。
 
 
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