「これを言ってもいいのかな」と迷ったら体感を使おう

こんにちは、カウンセラーの武田です。
繊細な人やHSPの方から、仕事や人間関係のご相談を承っています。(東京・お電話・スカイプ)
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繊細さん流・人間関係については繊細さんセミナーでたくさんお話するのだけど、今日のコラムは、そのうちの小さなひとつ。
  
会話をしていて「相手にこれを言っていいのだろうか」と迷うときがあると思う。
そんなとき、頭で考えるのではなく勘や体感覚を使えると、すごくラクだよという話です。
 

 
私はもともとあまり体感がないのだけど、多くの方とお話しているうちに、「今これを言うとまずい」というのが体感覚でわかるようになった。私の場合、言うとまずいことを言おうとするとき、胃が冷たくなる感じがする。言いたくないなぁ…って気が重い感じもある。
 
これはなんだろう、とずっと検証したところ、どうやら「言っていいことか、どうか」動物的判断を行っているようだ。
  
言いにくい…言っちゃダメだと体が反応しているのに、体感覚を無視して
「ここで言わないと後で困ることになる」
などで判断すると、たいていうまくいかない。
  
たとえ私が、私の価値観や経験から「今、言わなければいけない」と思っても、相手が受け取れない場合がある。「確かに正論。でも、今それを言っても相手は受け取れない。入らない」類のこと。
   
     
こんなに重い話じゃなくても(笑)、普段の会話で「これを言ってもいいのか?」と迷ったら、頭の判断よりも「気が重い」「なんだか言いづらい」「体が嫌がっている」これらの動物的感覚を信用して任せるのが、おすすめだ。
 
体が嫌がっているなら言わない。逆に体の感じが「早く言いたい!」って、わくわくした感覚があるなら、言う。
  
 
理論や正しさや利害などいろんな状況をみなくても、自分の感覚に耳をすませているだけで言っていいことか悪いことかがわかる。自分の体感覚をキャッチできるようになると、会話がぐんとラクになるよ。
  
※「「普通がいい」という病」著者の泉谷閑示先生によると、こういった感覚はみんな備えているそうだ。「なんか…だめだ。言ったらだめな気がする」そういう、あまり言葉にならない感覚。動物的本能。
  
 
ということで
「これ言っていいのかな?」
「相手はどう思うだろう」
会話が苦手なひと、考えすぎて話せないひとは、頭で考えるのをいったんやめて、自分の感覚に耳を澄ませるのがおすすめです。
  
お試しあれ^^!
 
 
補足1.
「これを言ったら相手にどう思われるだろう」など頭で利害を考えていると、感覚をキャッチできなかったり、キャッチしても無視してしまうよ。感覚を大切にしてね。
 
補足2.
・感覚が当たったか外れたか
・感覚は体調の影響を受けるか
・感覚によって精度のバラつきがあるか(この感じは当たるけど、あの感じは外れやすい等)
など、自分の感覚がどのくらい当たるか、検証してね。検証してるうちに、感じる力も磨かれて、精度も上がっていくよ^^
 
 
こんな話を、繊細さんセミナーでたくさんします。
自分の繊細な部分を大切にしている方、大切にしたい方は、ぜひ、お越しくださいね。