仕事や人間関係の悩み。「役に立たなきゃ！」という思いが「役に立ってもいいし、立たなくてもいいよ」に変わるまで。

　
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フリーのカウンセラー・兼・画家として仕事するようになって、約２年。
　
昔抱えていた「役に立たなきゃダメだ」という思いが「役に立ってもいいし、役に立たなくてもいいんだ」に変わったことに気がつきました。
　
　
　
５年前ぐらいまで
「役に立たないと、この世界に存在しちゃいけない」
と思ってたのです。
　
　
役に立たないとダメだ。
役に立つように仕事も人間関係も頑張らないと。
　
　
そんな気持ちが大きすぎて役に立たないことができず、特に社会人になってから「空を見る」などの心がほっとする時間が、頭からぽっかり抜け落ちていたのでした。
（頭にないって恐ろしいよ。空をみようという発想すらなくなってしまうからね…）　
　
　
　
コーチングをなさっている山口由起子さんに出会って話をするようになり「役に立たない時間が、自分にとって大切だ」と気づいたものの、ほっとする時間をとるには当時の仕事は忙しすぎました。（メーカーで商品開発をしていました）
　
仕事で成果を出してはいたけど、「これでいいのだろうか」「この間は褒めてもらったけど、今はもう駄目かもしれない」といつまでたっても自信がなく
　
自信がないからがんばる
→周りの役に立とうとする
→空を見るみたいな、役に立たないことに時間をとれない。追い込まれる。
　
というループから抜けられないのでした。
　
　
　
強いプレッシャーのなかで深夜残業が続き、心身に限界が訪れ、２年間休職しました。
　
その後、会社に復帰し、紆余曲折を経て
「老後より、２年後に笑っている道を選びたい」
と会社を辞めて、フリーランスになりました。
　
　
　
いただいたお仕事に全力で取り組んできたけれど、今思えば、役に立つように頑張った末に心が折れた反動で、役に立つことをどこかで怖がってたな…と思います。
　
　
　
役に立たなくても、この世界で生きていい。
　
そう思えるように
“役立つ自分”を、遠ざけました。
　
　
　
　
学校でも会社でもずっと「役立つ自分」が、がんばってきたのに
　
「役に立ってしまったから、辛い思いをしたんだ。
　役に立たなければ、無能なままで存在できたかもしれないのに…！」
　
…みたいに、思ってしまった。
　
　
　
　
試行錯誤しながら自分のペースで仕事をし
　
仕事を通じて
「役に立つ」
「お客様に、ものすごく感謝される」
「嬉しい！」
を何度も繰り返すうちに
　
「ありゃ。役に立つって、いいことだな…？」と
役に立つことへの想いが一周したことに気づきました。
　
　
　
　
　
今、私にとって、役に立つのも役に立たないのも同じくらい大切です。
有能な自分も、無能な自分も、両方います。
　
　
役に立って喜んでもらえたら嬉しいし
役に立たなくても、幸せだよ。
　
　
役に立ってもいいし、立たなくてもいい。
どうするかは、自分で選んでいける。
　
　
約５年かけて、そんな風に変化をしました＾＾
　
　
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仕事や人間関係で「役に立たなきゃ！」と自分を追いつめてしまう方は、まずは「役に立たないこと」を意識してたくさんしてみてくださいね。
　
　
役に立たないことも、自分にとっては大切だな。（漫画読むとか、遊ぶとか、ぼーっとするとか）
　↓
役に立たない自分も、いていいんだな。
　↓
役に立たない自分もOK.役に立つ自分もOK.
　
　
心は、時間をかけて少しずつ変わっていきます。
あなたが、あなたらしく、のびのびと笑っていますように。
　
　
　
　
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