静けさに身をひたす。
週末、森に行ってきました。
(写真を撮ってないので、以前行った奥多摩の写真を貼ります~^^;)
人のまばらな電車に乗ると
田んぼが見えてきて
体がほっとくつろぐのを感じました。
う~~~ん、と伸びをするように
感覚のアンテナが広がっていきます。
歩いても人に会わず
自分の靴音だけが聞こえる場所にいると
体が静かになって
これまで、体の内側が
ザワザワしていたことに
初めて気が付きました。
チリチリと肌を刺すセーターを着ているみたいに、ざわめき続けていた。
コロナで遠くに出かけにくいこともあり
都会にいて、ネットをつないで
常に、人が近い状態でいるうちに
体の内側まで騒がしくなっていたんだなぁ。
環境からの影響は、大きいですね。
水槽に網をいれると
内と外で水位が合うように
外が刺激たっぷりだと
内の刺激レベルも上がってくるように思います。
自然とチューニングされてしまうというか。
自宅に戻り、
こうしてブログを書いていると
鳥の鳴き声が聞こえてきました。
森から帰って2日経つけれど、
静けさが持続しています。
これからまた、刺激が増えていくだろうから
定期的に、静けさに身をひたして
感覚をチューニングしていけたらいいな。
そうそう、
最近、自動販売機で、
栄養ドリンクならぬ、鎮静ドリンクをみかけます。(チルアウトドリンク)
部屋にひとりでも、
ネットで世の中とつながり続けてしまう。
電車でもタクシーでも、ディスプレイがまたたいて、
こんな商品があるよ、チェックしてね、と接続を促される。
そんな活性化された世界にいて
繊細な人も、そうでない人も
いよいよ静けさを必要としているのではないか。
意識して、自ら、静けさを得なければならない。
そんな時代に生きているのだ、と思います。