聴くことの効用。人間の相互作用

こんにちは、繊細の森の武田です。
 
クリスマスでしたね。私は、今年は焼き肉でした…!
(パスタ屋さんが満席で、近所の焼肉屋さんへ。涙)
 
日曜日、セッションが終わりまして、クッキーなど食べています。
 
 
さて今日は、カウンセリングの風景を書いてみますね。
  
「特に相談はないんだけど、見守っていてほしい」
「なにか相談があるわけじゃないんだけど、話をしたくて」
と、森セッションにいらっしゃる方がいます。
 
最初は
「相談したいわけじゃないのか。どうしたらいいんだろう、雑談したらいいのか…?」
と思っていたんだけど、
 
何名もの方から、そういうご依頼があり、
どうやら「見守っていてほしい」というニーズがあるんだな、
そういうものなんだな、と思って
お話を伺っています。
 
 
どんなセッションになるかは人によりますが
雑談にはなりませんで(笑)
その方のお話をたくさん聴く、という感じになります。
 
ごくたまに質問したり、「お元気になられましたね」とフィードバックするくらいで、
あとは、うんうん、と静かに聴いているうちに、
 
その方の中で、過去の出来事や、最近の動揺した出来事が
ふぉ~~~ん、と整理されていきます。
 
例えるならば、
空気清浄機が動きだして、部屋の中の物(=いろんな出来事)がゆらめき、物がパタパタパタパタっとあるべきところに収まっていく…みたいな感じ。
 
人間の力は不思議です。
 

 
聞いてくれる人をひとり、目の前におくだけで
様々な想いが収められていく様をみると、
 
魔法をみている気分というか、
とても思考では太刀打ちできない領域のような気がします。
 
 
相談者さんがお話なさっているあいだ、
私は呼吸を合わせて、感情を感じ取りながら
静かに聴いています。
 
私は、聴くことで整理の下支えをし
相談者さんは、たしかに聴いてもらっている、と感じることで、深く整理をすすめていく。
 
非言語のコミュニケーションが行われ、人間の相互作用が働いていきます。
 
 
相談者さんとお話するたびに、
人間はすごいな、いろんなことを超えていく力があるんだなと、いつも思うけれど
人間の相互作用は、これまたすごいなと。
 
相互作用によって、お互いの力がぐぐぐぐっと引き出されるんだな、と思います。