「大丈夫」と思ったら、スイっと走ってみて。~森セッションから卒業するタイミング。
こんにちは、武田です。
今日は、カウンセリングからの卒業について書いてみたいと思います。
また、森セッションの使い方は、人によって全くちがっていて、カウンセリングではなくコーチングとして使っておられる方もいます。その場合は、あてはまらないところがあります。
ここ最近、ぱたぱたっと
相談者さんが森セッションを卒業なさることが続きまして
嬉しいな、めでたいなぁ
これからどんな人生になっていかれるだろう!と
私までワクワクしています。
胸いっぱい、卒業式で送り出すような気持ちです。
今回は
森セッションからの卒業ってどんな感じなの?
について書きますね。
継続してカウンセリングを受けていると
「そろそろ、ひとりでやっていけそうな気がする」
みたいなときがやってきます。
どうなったら「手を離しても大丈夫」と(相談者さんご本人が)思えるのか、
細かな個人差はありますが
およそのタイミングとしては
自分の気持ちが一段深くわかるようになり、
寄り添えるようになって、
ちょっとした悩みは自分で超えられるようになったとき、
卒業がやってきます。
自分の気持ちをつかみかねると
延々とモヤモヤしたり、考えすぎたり
漠然とした不安が続きますが
「このモヤモヤはなんだろう」と
内側に意識をむけて
体の状態も含めて
丁寧に感じられるようになると
モヤモヤが言葉になっていき
「ああ、僕は・私はこう思っていたのか」
とつかめます。
すると、「モヤモヤ」が続かない。
モヤモヤが晴れて、本音が現れ
自分を大切にした行動ができるので
揺さぶられることが減っていきます。
悩むこと、減ったなぁ!
という感じです。
(↑気持ちの感じ方は、森セッションで一緒に練習しています。)
自分の気持ちをつかめるようになったあとは、
それぞれのタイミングで
卒業していかれます。
若干グラグラしつつ
勢いよく「行けます!」と卒業する場合もあれば
「元気に過ごしています」と
穏やかにお話なさることが数ヶ月続き、
カウンセリングの間隔を空けて通うようになり
「もう大丈夫だ」とご本人がしっかり感じてから
卒業なさる場合もあります。
私としては、
「大丈夫だ」と思えたら
カウンセリングからは卒業するのがいいよね、と思っています。
カウンセラーは
「自転車の練習で、後ろで支える人」みたいなものなので
グラグラしているあいだは
ついてていいんだけど
本人がコツをつかんで走れるようになってくると
ちょっと不自由な感覚になってきます。
(カウンセリングに行くことそのものや、カウンセラーの思考や価値観が枠となって、変化を制限しだすというか。受け止めてもらえる安全な場所なんだけど、囲いでもある感じです。)
自転車も、後ろを持つ人がいないほうが
自由に走れるでしょう?
だから
「あ。いま、もう走れるかも」
と思ったら、
カウンセラーと手を離して
スイっとこぎだしてもらえたらいいな、
と思っています。
(なので、卒業したいかもとなったら、本当にもうご遠慮なくおっしゃってくださいね^^!!)
そして、人生は続くから
自分の本音を確かめたいとか
フェーズが変わって相談したいとか
「行けると思ったけど、ちょっと早かった!!」となったら
本当にいつでも、
また駆け込んできてもらえたらいいし
話に来てくださったらいいな、と思っています^^
(いつでもウェルカムよ!)