My Job:人生でやるべき仕事は、一周回って帰ってくるもの
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人生でやるべき仕事=My Jobについて書いています。未読の方はこちらからどうぞ。
>>My Job:「人生でやるべき仕事」に向き合う
◎My Jobをみつける瞬間。表情が削ぎ落とされる
先日、お客様が「人生でやるべき仕事」=My Jobにたどり着く瞬間を目にしました。
「これから仕事の方向性をどうするか」1年以上迷っていたそうですが、お話を聞いているうちに「そうか、これか」と、特定の仕事内容に着地。
My Jobにたどり着いたとき、その人の雰囲気が大きく変わります。迷いが終わり、表情が削ぎ落とされる。思考がプラス側に動き始めます。
My Jobは、人生をかけて挑む大きな山です。
登ると決めるまでは、本当に本当に迷う。
けれど、登ると決めたなら「じゃ、どうやって登る?」と具体的な道筋を定めにいきます。
楽しいばかりじゃないとわかっている、でも、心の底ではワクワクが抑えきれない。真剣さ9割、静かなワクワク1割。その表情に惚れ惚れします。
◎My Jobは、一周まわって帰ってくるもの
My Jobにたどり着く過程でおもしろいのは「一度離れようとしている」ということ。
小さい頃〜若い頃にMy Jobをやっていても、ある地点で「このままやってもこれ以上イイモノが出てこない」「違うこともやってみたい」と、他の可能性を探りに行きます。
そして、他のことをやっている最中も、My Jobとは完全に離れることなく、つかず離れずまわりをうろうろしている。
数年かけて他のことに取り組み、「さぁ、これからどうしようか?」と立ち止まった時、再びMy Jobが浮上します。
My Jobがわかりかけたとき、ひとは「えっ、これ?」という反応をします。「うわ。これ、昔やってたよ!」と驚くのです。驚くけれど、どうやってもその仕事に定まってくる。
昔やっていたこととMy Jobは、全く同じものではありません。
他のことに取り組んだ結果、強みが磨かれ、経験・スキル・知識を得ている。遠く狩りに出たひとが筋肉隆々になり、獲物をたらふく抱えて帰ってきたようなものです。
タフになり、ぶっとくなって帰ってくる。
My Jobは、様々な経験を経てタフになったあなたが帰ってきて、かつて登り終えたと思った山の本山に、もう一度登り始めるようなものなのです。
※補足
幼稚園の頃から今まで、絵本・小説・コラムと、みえないものを書くことをずっとやってきました。「物語」という初期形態が、メーカー勤務や休職・復職・起業・相談業を経て「思想」に成長したのだと思います。
「みえないものを書く」ことには変わりないけれど、「物語を書く」が「思想を書く」になった。ぶっとくなった。
いま、再び腰を据えて「みえないものを書く」ことを始めています。(このコラムも、そのひとつです)
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