愛の形はひとそれぞれ。愛情を上手に受け取ろう(パートナーシップ)

友人と、愛の形について話していました。
(こういう話ができる友人がいて嬉しい)
 
愛って「人が自然体でいるときに、大切な人に向けて発揮されるもの」と言えるのかなと思います。
 
人間の顔がそれぞれ微妙に違うように、愛の形も人によって違います。よって「なにが、その人の愛情表現なのか」も、異なります。
 
Aさんの愛情表現は「ただ話を聞く」だけど、Bさんの愛情表現は「おいしいものを買ってくる」、といった具合です。
 
 
パートナーシップでは、自分が想定する愛情表現と、相手が実際にしている愛情表現に、ずれがある。
  
愛は自然に発揮されるので、気負ってる感じがしません。相手がごく自然に行うからこそ、受け取る側が「これって愛なんだ」とわかっていないと、受け取りそこねてしまうのです。
 
 
 
私と夫の例で言いますと。
 
夫は出張がてらおみやげを買ってきてくれるのですが、それが(地元のスーパーで売っている、地元で獲れた魚。カレイや小魚)なので、
 
夫「おみやげかってきたよ〜」
私「わーい、ありがとう! ……って、魚? おいしそうだね?」(甘いものじゃないんだ?)
 
と、内心ツッコミを入れていました。
 
私はずっと「夫は魚好きだから、魚を買ってくるんだろう」と思っていました。それはその通りなのですが、あるとき「なぜおみやげが魚なのか」たずねてみたところ、彼のなかで「おいしいものを食べさせたい」という思いがあるのだそう。
 
どうやら彼の中では
 
愛=おいしいもの=鮮度のいい魚
 
という図式のようなのです。
 

これを知って
 
「えっ、魚って愛情表現なの? これまで出張のたびに魚を買ってきてくれていたけど、それって愛だったんだ!?」
 
とびっくり。
 
以来、彼が海産物を買ってきてくれるたびに「おお。愛されている!」と思います。「これは愛なんだな」と認識しながら受け取ると、幸せ倍増。気づいてよかった!と思います。笑
 
 
 
お客様からパートナーシップのご相談をいただくこともありますが、よくよくお話を伺っていると、旦那さんが、自分の趣味や旅行を応援してくれていたり、話をひたすら聞いてくれていたりと、「旦那さんに大事にされていますね。そして、そのことに気づいていませんね?」と思うこともしばしば。
 
愛の形は、ひとそれぞれ。
 
自分が想定している愛情表現と、相手がしている愛情表現には、思わぬズレがあるものなので、見逃さないように。
 
パートナーがするごく自然な言動を「これって愛かもね?」と、そんな気持ちで見てみてほしいなと思います。
 
「えっ、これって愛情表現だったの? わかりにくいよ……!」と驚く発見があるかもしれません。
 
機会があれば、「ねえ、これってもしかして愛情表現?」って聞いてみてくださいね^^
 
 
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