「繊細」という強みを仕事で活用する。〜直感を使う

こんにちは、カウンセラーの武田です。
繊細な人やHSPの方から、仕事や人間関係のご相談を承っています。(東京・お電話・スカイプ)
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今回は、繊細さんが持つ「直感」の話。
仕事では論理的思考が重視されがちですが、実は直感も大いに使えるよ、というお話です。
 
 
 
繊細な人やHSP(Highly Sensitive Person)は、「繊細さ」という大きな強みを持っています。
 
繊細さは仕事において、感じる・気づく・察するなど、論理的には説明しづらい「わかる力(=直感)」として発揮されます。
 
 
 
論理的思考が「AでBだから、C」と順を追って結論にたどり着くのに対し、直感は「Cだね」といきなり結論を出します。
 
「なぜかわからないけど、そんな気がする」「見た瞬間にわかる」といった調子です。
 
論理的思考と直感を比べると、直感のほうが断然早いです。
 
直感を仕事に使う例としては
・マネージャー。朝会社へ行くと、どの部下をフォローすべきかがわかる
・事務の仕事。画面をみた瞬間に誤字脱字に気づく
・商品開発の仕事。実験データをぱっとみて、なにかがおかしいと気づく 
・システムエンジニア。どこに最初に手を付ければ、手戻りなくシステムを組めるかがわかる
などがあります。
 
どれも論理的思考だけでは大変な仕事です (毎朝、部下全員と面談するのは大変ですね)。でも、直感は「ここが怪しい!」と一発で教えてくれるのです。
 
 
 
仕事では論理的思考が必要だと言われがちですが、繊細な人が持つ直感もまた、仕事を大いに助けてくれます。
 
「仕事で自分の力を活かしたい」と思っている方や「論理的思考に偏りがちだな」という方は、ぜひ、自分の直感にも目を向けてみてください。
 
直感を仕事に活用できると、さらにスイスイ成果を出していけますよ^^
 
 
<補足>
    
論理的思考が「頭」で行われるのに対し、直感は「心や体」で発生するので、自由に感じていい安心できる状態でないと全力を出せません。
 
ストレスの強い業務の後など、直感が鈍っていると感じる時は、のんびりお茶を味わったり、夏の空を眺めたり、ほっとする時間を多めにとってみてください。
 
自分のままで過ごす時間を増やすと、心と体が自由になって、直感も少しずつ復活してきます^^