空気が読めすぎる、感じる力に振り回されてしまう。〜HSP・ナツさんの物語(2)
感じることを大切に働く。HSP・ナツさんの物語、第2話です。
<目次>
初回のご相談場所にあらわれたナツさんは、お仕事帰り。白いシャツにグレーの薄いカーディガンを羽織り、不安そうな顔をしていました。
「仕事をどうしたらいいのでしょうか。組織で勤めることじたい、無理なのでしょうか?」
そんなご相談からスタートしました。
ナツさんの当時のブログより。
やっと決まったお仕事も、2ヶ月間の短期。そして毎日ぐったり。
簡単な事務仕事、定時に上がる、らくちんなお仕事なのに。やっぱり私、おつとめは無理なの?
自分で何かするしかないのかなぁ?…と、
「おしごと、どうしたらいいのでしょうか?」
といったスタンスで申し込みました。
悩みや職場での様子をお伺いするうちに、ナツさんの置かれた状況がみえてきました。
「職場で誰かがイライラしていると、すぐにわかる」
「誰かの気分を気にしないようにしようとして……、目の前の仕事に集中しようとして、すごく疲れる」
人の気持ちや職場の雰囲気などをキャッチする「感じる力の強さ」が、毎日ひどく疲れる状態を引き起こしていました。
「人の気持ちや場の雰囲気を感じる」といっても、そのレベルは人それぞれです。
ナツさんは
・電車で不機嫌な子どもをみかけると、本当はなにに怒っているのかわかる
・面接で、面接官の本音と建前がわかる。なんて答えてほしいのか、わかる
というほど「感じる力」が強い人。
わたしがみてきたHSPのなかでも、100人に1人レベルの「感じる力の強さ」でした。
ナツさんのひとつめの課題。それは「感じる力をコントロールできず、振り回されていること」でした。
ナツさんの当時のブログより抜粋。
人が、本当は何を求めてるかが分かってしまう。
親が、先生が、上司が、同僚が。
何を求めてるかが分かるから、その通りにする。
たいていそれで、うまくいってました。
そうすれば、人とぶつかることはなかったし、
いいポジションでいられたり、
私にとってメリットが大きかったの。
家族の中でも、そうやってポジションを得てたところがあったし。
(略)
物心ついたころから、ずっと続けてきた
「気持ちを空気で感じること」
これは身に染み付いてしまっていて。
しかも、友紀さんいわく、
「ハリネズミ」状態で、「テンションが高い」と。
つまり、センサーバリバリ状態なんですね。
しかも、コントロールができていない。
「センサーがハリネズミ」。
まずはこれをなんとかしないと、と。
感じることは大切。
でも、感じる力に振り回されるのは、大変です。
わたしがナツさんにどうアドバイスし、ナツさんはどう取り組んだのか……?
続きは明日。どうぞお楽しみに♪^^






