ふかふかの靴下。幸せを感じて生きるには「自分」と「世界」の両方が大切。
「幸せとは」をテーマに考察しています。
幸せってなんだろう、幸せを感じながら生きるってどういうことだろう? と、考えていました。
考えるといっても、
「幸せってなんだ?」という問いかけをぽんと自分の中に投げ込み、
ポジティブ心理学やその他の心理学をちらちら見ながら、
しかし心理学のなかに答えがあるわけではないので
(心理学に書いてあることは先人の発見であって、自分の実感に基づく発見や言葉ではないので)
文章を書いたり、図を書いたり、相談者さんや自分自身の歩みを振り返っていました。
自分の中に問いを放り込んで、うんうん考え、
考えてもわからないなぁと、眠ったりお散歩したりしていると、ぽん! と、答えが出てきます。
そうやって気づいたこと。
幸せを感じて生きるには、2つの要素がありますね。
ひとつめは、自分が、幸せを感じられる状態にあること
ふたつめは、(自分にとっての)「いいもの」がまわりにあること
です。
書いてみればごくごく当たり前なんですが、
「自分と世界の両方が必要なんだ!」
というのは、私にとって大発見!!!でした。
心の仕事をしていると、心次第で現実が動いていく様子を、しばしば目の当たりにします。
そうすると
「心次第でどうにでもなるのでは?」
と、ストイックになってしまうのです。
心ひとつでどうにでもなる、つまり「まわりの環境や人間がどうであろうと、自分の心が満たされていて、平穏でいられる」というのは、ひとつの理想ではあるだろうけど、
我々はブッダではないのだから、
「心ひとつでどうにでもなる」には、まだまだ道半ばだよね。
心のありようも大切だけど、
それと同じくらい、
身の回りに「いいもの」があることも、大切なのですね。
*
小さなことだけど、このあいだ、ふかふかの靴下を買ったんです。
冬に向けて、雪のように真っ白で、セーターみたいにふっくら編まれた靴下。
3足いくらの靴下でも物理的には「足りている」んだけど、「いい靴下って、いいな」と思って。
ふっくらした靴下を履いたとき、
なめらかな触感と、歩くたびにフカっとする感じが、とっても素敵に感じて、
すごく嬉しかったんです。
靴下だけど、おしゃれ着洗いで洗うぐらい大事にしていて、
「あの靴下履こう」
「大切にしたいな」
と思うたびに、心がまぁるくなります。
幸せに生きるって、心ひとつじゃなくってさ、
物や欲に助けてもらっていいんだよ。
いいものは、手にしたらいいんだよ。
と、思いました^^
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