自然体で生きるまでの道のり。〜お釈迦様の手のひらの上
自然体で生きるまでの道のりを整理しました。
「これが好き」「これはイヤ」と自分の心を大切にしながら、自然体で生きる。
それまでには、多かれ少なかれ、これまで適応してきた価値観から脱出する過程を通ります。
↓みっちり密になってしまった。拡大してご覧ください〜!
家庭や社会で学んだ価値観は、進む力にもなるけれど、自分に合わないものは制限になります。
自然体で生きるには、合っている価値観はそのまま採用し、合わないものは外していく。
どんどん自由に、パワフルになっていきます。
自分に合わない価値観−−−制限を外すのは、一度ではなく、人生で何度も起こります。
私の場合は、会社員をやめて独立する過程で
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苦手なことをやる
(行き詰まり)
↓
得意なことをやる
(満足♡)
↓
得意なことを中心に働く
(ラクになる&力が湧くし、楽しくて幸せ!)
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となったのですが
ここ2年ぐらいかけて大きな変化がありまして
「あれっ! 『得意なことをやる』って、『成果を出す』のなかの話なんだ!」
と気づきました。
どことなく「自分にしかできないことをやりたい」と思っていたけど、それもまた「成果を出す」の中の話。
これまで「成果を出す」という価値観の中で生きていたんだなぁ、と。
ひとつの制限(価値観)を脱出すると、さらに根っこにある制限に気づく。
まるで、お釈迦様の手のひらの上にいるようです。
(↑西遊記、わかる方いるかな? 孫悟空はじめ三蔵法師一行が旅をして天竺にたどりつくんだけど、実はお釈迦様の手のひらの上を移動していた!というストーリー)
この繰り返しは、いつまでも苦難が続く、という意味ではないのです。
制限を外すのは本当に大変だし、変化のさなかはめちゃくちゃ悩むんだけど、制限が外れるたびに自分史上最高の自由が更新されていく感じです。
(お客様のケースだと、自分を大切に思うようになったり、繊細さを受け止めて転職したり、ご結婚なさったり。人生が大きく動き出します。
私の場合は、家庭菜園を始めたり、絵の個展をしたり、おしゃれに目覚めたりと、暮らしが多彩になりました。一方で、仕事も俄然パワフルになっていて、人生が多方面でJOY&DEEPになっていく感覚があります。)
制限が外れるたびに、味わえる幸せが増えていく。どんどん元気になる。
制限された風景も、自由な風景もどちらもわかるから、人の痛みや喜びもわかるようになる。
人間が育つって、こういうことなんじゃないかな? と思います。
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<連載:自分らしい人生にシフトする>
(2)今の流れに「NO!」と言う場面がやってくる
(3)「イヤ!」と思えないのはなぜ? 感情の育ち方の視点から
(4)「イヤ!」を取り戻す。受け止めてくれる先があれば、本音は出てくる
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