(後編)繊細さんが一緒に暮らすとどうなる?~落ち込みループを脱出する具体策。
こんにちは、カウンセラーの武田です。繊細な人やHSPの方から、仕事や人間関係のご相談を承っています。(東京・お電話・スカイプ)
→【なんでも相談室】
→【適職診断】
相手の気分を察知しやすい、繊細さん。
相手の気分を察して、知らないうちに自分が落ち込んでいる…!
ということが、時折、起こります。
親子・恋人・夫婦など
繊細さんどうしが一緒にいて
お互いの気分に同調して、ふたりとも落ち込むスパイラルに
はまってる…!
とういうとき、どうする? という話です。
前編から続けてどうぞ→【前編はこちら】
<前提~対策を打つ前に>
お互いに
・「相手の気分を察知しやすい性質だ」という自覚があって
・落ち込みループを、「なんとかしたい」という気持ちがある
ことが、対策前の大前提です
<対策(実例)>
1.お互いに、自分と相手の状況を把握する。
~夕食後の会話~
つりー「友紀氏のエネルギーゲージ、3ぐらいだね」(←相手の状況を確認・知らせる)
友紀
「そうか。うん。
原因(=つりー氏につられてた)がわかって、ちょっと回復した。(←自分の状況を確認)
君のエネルギーゲージはどのくらいかね?」(←相手の状況を確認)
つりー「3ぐらい。エネルギーっていうか…、余裕が3ぐらい」(←自分の状況を確認)
友紀「ほい。了解」
↓↓↓
2.元気な方が主導して、落ち込みループを脱出する。
※今回はつりー氏がへこみ気味だったので、私が主導。
※つりー氏が浮上するには「気になってることを片付ける」のが良いようです。
友紀「まぁ座ってなよ」
↑食器を洗う。いつもはつりー氏におまかせ。
~テーブルとキッチンが片付く~
つりー「う。なんかすっきりした。食器、気になってたのかなー…」
↑いつもなら、なんともない。
~しばらくして~
つりー「梅。残りの梅を漬ける…!」
↑先日から小瓶で梅干しを作り始めたのだが、
大瓶の配達を待っているうちに残りの梅が熟し始めた。
友紀「うん。梅つけよう。重しを消毒する」
↑鍋に湯を沸かす。
つりー「えっと。この瓶にこの梅入れるか、あの瓶に移し替えるか…」
↑人のデータ分析は得意だが、自分用の片付けや分類は苦手。
友紀
「パターンA! 大瓶に残りの梅を全部入れる。
パターンB! 小瓶を大瓶に移し替えて、小さい瓶は梅酒にする
パターンC! ○○にするという手もあり」
↑分類好き
つりー「パターンA!」
友紀「ほい」
↓こうして一番右の大瓶が増えました
気になっていた梅を無事に漬けられて、つりー氏は少しスッキリしたようです。
まとめ。
落ち込みスパイラルに入ったかも?という時の、繊細さん・チェック!
---
✔ 相手の気分や体調に、影響を受けている可能性がありますか?
✔ メインで落ち込んでいる(余裕がない)のは、自分/相手/両方?
✔ 動く気力はありますか?
※無理は禁物。元気が足りなかったら、ひとまず静かなところで横になります。
✔ 相手が落ち込んでいる場合、どうしてほしいか聞いてみよう。
※「私にしてほしいことはある?」など、聞くと良いです。
※「ほっといて」と言われたら、そっとしておこう。繊細さんは、1人の時間が大切です。
---
性別にかかわらずバイオリズムはあるようなので
落ち込む時期や、余裕をなくしがちな時は
「そのうち元気になるから、大丈夫」
「まぁ、そんなもんだ」
と、どーんと構えつつ
気になることを無理のない範囲で片付けて
あとは体と心を安めましょう。
繊細さんの歩き方でした~♪