幸せに仕事して、幸せに暮らしていよう。

エッセイを書くぞと思って、このあいだ2本UPしたのですが
【空白の時間。体にゆだね、とりとめなく思考が流れていく。】
【憧れて進む。未来は先ゆく人が見せてくれる。】
 
この2本、本向けの口調で書いたので、
 
どうもブログにはなじまないな…
本とブログでは心理的距離がちがうから、語り口調がちがうんだな。
 
と思いまして、ここからまた、ブログ向けの口調に戻したいと思います。
 
試行錯誤中で書き方がフラフラしてまして、すみません…!
 
 
さてさて、今日のエッセイは仕事の選択の話です。
 
 

 
 
大きな仕事をいくつか断って、ほっとしています。
  
 
最近の繊細さん(HSP)の盛り上がりのなかで、メディアから学校まで、多くの依頼をいただいていますが、 
 
依頼のほとんどは、その組織のなかにいる「繊細さん」が、「HSPをもっと多くの方に知ってほしい」と声をかけてくださったものです。
 
すごくありがたい話だし、全部応えられたらとは思うのだけど、依賴量が私個人のキャパシティを超えた状態が続いていました。
 
 
「今ががんばりどきだ」という「今」が一年近く続いていて、心がパサパサになってきたのがわかる。
 
ずっとこの調子じゃ心を削られる。私が幸せじゃないぞ、と、依頼を断る方向へ舵を切りました。
 
 
 
「◎◎の仕事、断ったよ」
と夫に言ったら、
 
「ええ!? あんな大きな仕事を……」という反応で
 
ありゃ、早まったかしら。
うーん、そうだよね、どうにかしてやれたら良かったよねぇ……
と、頭にはいろんな考えがめぐったのだけど
 
心と体はとても正直で
 
断ったあと、体の緊張がラクになり
心もふわりと自由になって
 
「これからまた、やりたいことに向けてがんばろう」という
力が湧いたんです。
 
 
 
自分がいい状態かどうか、というのは体のほかにもわかりやすい目安がありまして
それは私の場合、「娘(3歳)がかわいく見えているか」なのです。
 
幼子(おさなご)と暮らしたことのある方は経験がおありになるかと思うのですが
心に余裕が無いと、幼児といるのが、めっちゃ大変です。
 
自分が落ち着いていると、子どもがかわいくみえます。一生懸命しゃべってくれる、その一言一句が愛らしい。
 
自分の精神状態によって子どもへの接し方が変わるなんて……と以前は自分を責めていましたが、なんていうか、そういうものなのです。自分の状態は、家族に出てしまう。
 
 
「家族と心穏やかに過ごせる」というのが
幸せの中核にあり
 
家族といる幸せと、仕事の幸せは循環していて
 
仕事が幸せたっぷりじゃないと、家族との関係に影響するし
家族といる幸せを味わえると、心がぽかぽかとあたたまって、いい仕事ができる。
 
 
大きな仕事だろうと断るぞ、と決めて
実際に断ったことで、
 
怒涛の渦中から抜け出せて
深く息を吸えるようになり
改めて、
 
幸せに仕事して、幸せに暮らしていよう。
 
と思ったのです。
 
 
 
今回はっきりわかったのだけど、
私にとって仕事の幸せは、
いま興味のあることに全力で突っ込んでいけるかどうか。
 
そしてこれはいずれ書きたいのだけど、
「その仕事をした先で、友達に出会えるか」
なのだと思います。
  
*ここでいう友達とは、ふつうの友達ではなくて、表現がちょっとあれですが、いわゆるソウルメイトのような相手のことです。
 
 
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