2019.5.12「自分のため」と「人のため」

こんにちは、繊細の森の武田です。
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先月、初めての個展を開催したのですが、個展が進むうちに不思議とまた本を書こうと思いました。
 
「自分のため」をとことんやったことで、「人のため」が力を増した、と感じています。
 
  
ということで、今日は、「自分のため」と「人のため」についてのコラムです。
 
 

 
 
私にとって、個展はとことん自分のためのものごとです。
  
個展を通して、改めて「自分のためにとことんやる良さ」に気づきました。
 
良さは、2つ。
 
 
ひとつは、本来の自分が、どっしりたくましくなること。
 
自分のためにやりたいようにやると、本来の自分が喜びます。「ここまでやっていいんだ!」と。
 
やりたいことをやるのは、自分自身に対して「いいよ!」と肯定する行為です。
 
やりきることで、「ああ、自分は自分でいいんだ」と、一段と深く思えるのです。
 
 
 
ふたつめは、自分ならではのオリジナリティが磨かれること。
 
「自分のために、やりたいことをやる」というのは、「ごく個人的な望みを叶えに行く」ということです。
 
やり方も内容も自由だからこそ、必然的に「やりたいこと」や「持ち前の強み」が、よりはっきりするします。
 
実際にやるなかで、「やりたいこと」がよりはっきりし、強みも磨かれる。オリジナリティが増すのです。
 
 
 
こうしてみると、一度「自分のため」をやりきってから「人のため」に移行すると
 
「自分のままで、自分ならではの、人のため」
 
ができるようになるのですね。
 
 

「自分のため」が土台で、その上に「人のため」が乗ります。
 
 
「自分のため」をやり、
「人のため」につなげ、
そのフェーズをやりきったら

「自分のため」に立ち戻って土台を広げ
前より大きな「人のため」を乗せる。
 
 
その繰り返しで、どんどんオリジナリティとパワーが増していくんだと思います。
 
hsp
 
 
そして、「自分のため」に「人のため」をのせるって、そこで終わりじゃないんです。
 
全力でやるうちに、どこかで他者の「自分のため」「人のため」と結びつくタイミングがやってきます。
 
 
他者の力を得て、自分ひとりではとうてい成し得なかった広さで、多くの人に届いていくのです。

hsp
 
 
私は出版を通してこのことを強烈に実感しましたが、リアルの口コミやSNSでシェアでも、これが起こっていますね。
 
やっていると、どこかのタイミングで他者とつながり、広く届いていくのです。
 
 

 
 
こんな考察をしながら「また本を書けたらいいな」と思っていたところ、出版社の方から新しい本のご依頼をいただきました。
  
「読んでほっとするような本を作りたい」とのことで、参考になる本を見せていただいたところ、作りや雰囲気がまるで詩集のような優しい本で。
 
「これはまさに私がやりたかったことじゃないか!!!」と驚愕しました。
 
しかもイラストが、私が前々から好きで追いかけていたイラストレーターさん。「えええ!? このイラストって○○さんですよね!?」と、二重に驚きました。
   
 
「自分のため」をやりきったタイミングでお話をいただいたこと、
しかも内容が、自分が望んでいた(だけど望み薄と思っていた)内容にとても近いこと。
 
こんなことがあるのか…と、打ち合わせ後の喫茶店でじんわり涙しました。
 
 
私はこれからまた、本を書いていきます。
 
「自分のため」と「人のため」をつなげて
 
眠る前に読んでほっとする、繊細さんのナイトランプとなるような本を、作っていけたらと思っています。
 
 
 
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!^^
 
暑い日が続きますが、みなさまどうぞお身体に気をつけてお過ごしください。