【適職診断】HSP・繊細な人に向いている仕事とは? HSPの適職3条件

HSP専門カウンセラーの武田友紀です。
HSP・繊細な人向けの適職診断をしています。(東京・お電話・スカイプ)
 
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のべ600名のHSPから寄せられた実際の相談を踏まえて、「HSP・繊細な人に向いている仕事」を探す方法をお伝えします。
  
適職診断・詳しくはこちら ※無断転載・転用を固くお断りいたします。語尾や言葉をアレンジしての転用に対しては原稿料を請求致します。
  

目次

HSPの仕事の悩みは、周囲に理解されにくい

HSPは感じる力が強い

 
HSP(Highly Sensitive Person)の性質は「感じる力が強い」という一言に集約されます。
 
HSPは

  • まわりの人の感情
  • 光や音、室内の温度といった環境の変化
  • 体調や心の違和感
など、さまざまなことを感じやすい性質を持っています。
 

HSPが持つ仕事の強み:「気づく力」

HSPの感じやすさは、仕事において「同僚や上司が気づかないことにもよく気づく」という形で表れます。
 
この「気づく力」は

  • 仕事のミスを未然に防ぐ
  • 丁寧で質の高い仕事を行う
  • 業務の改善提案につながる
など、仕事で活かせる強みです。
  
一方でHSPは、感じる力が強いために、仕事のストレスも感じやすくなっています。
 

HSPの仕事の悩み

以下は、HSPが抱えがちな仕事の悩みです。いずれも実際に寄せられた相談です。
 

  • 職場に不機嫌な人がいると疲れる
  • 効率やスピードを求められると苦しい
  • ミスしないよう丁寧に仕事をするため、時間がかかる
  •  

  • 同僚たちのように「雑に」「考えずに」仕事することができない
  • マルチタスクが苦手
  • ストレスが体調に出やすい
  •   

  • プレッシャーを感じやすい。作業を見られていると緊張する
  • ガツガツした上司や同僚が苦手
  • 電話の音やエアコンの温度、窓のないオフィスなど、職場環境が辛い

 

他の人はどうして平気なの?

 
非HSPはHSPほど感じる力が強くありません。
 
小さな違和感をキャッチする感覚が「ない」あるいは「非常に少ない」ため、同じ仕事をしていてもHSPほどには気づかないのです。
 
そのため、HSPが非HSPの上司や家族、友人に相談しても理解されにくく「気にしすぎなのでは」と言われてしまうことがあります。
 

HSP・繊細な人に向いている仕事とは?

HSP・繊細な人に向いている仕事はクリエイティブと言うけれど……

クリエイティブな仕事や芸術家、カウンセラーなどが向いていると書いてある本もありますが、もちろん全員にあてはまるわけではありません。
  
「クリエイティブって言われても、そんなスキルはないし……」
「カウンセラーもいいとは思うけど、重い相談にのると引きずられてしまう」
と相談にいらっしゃるHSPもいます。
 
 
「HSPだからこの仕事」と決めることはできません。やりたいことや強みを深掘りしながら、ひとりひとりに向いている仕事を探す必要があります。
 

HSP・繊細な人に必要な、適職の3条件

 
では、どうやって自分に向いている仕事を探せばいいのでしょうか?
  
繊細の森では、HSPが幸せに働く3つの条件を明らかにしました。

 
これは、繊細の森が、のべ600名のHSPからのご相談をもとに導き出した図です。
  
HSPが幸せに働くためには、以下3条件が大切です。
 
※無断転載・転用を固くお断りいたします。語尾や言葉をアレンジしての転用に対しては原稿料および使用料を請求致します。
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想い・強み・環境の3条件が満たされるところに、HSPが幸せに活躍できる仕事=適職があります。
 
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・やりたいことを(1.想い)
・強みを活かして行い(2.強み)
・自分に合った人間関係や職場環境に身を置く(3.環境)
ことで、充実感をもって幸せに働くことができるのです。

 
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HSPが仕事に悩む3つのケース

HSPが「今の仕事は自分に合っているんだろうか?」と悩むとき、大きく3つのケースに分けられます。
 

1.今の仕事に興味を持てない。やりがいがない

「お給料は良いし、職場の人たちも優しい。でもどうしても仕事がつまらない。やりがいがない」 
 
HSPは自分の内面の違和感もキャッチしするため、興味を持てないことを「仕事だから」と割り切って働くのが難しい傾向にあります。
 
やりたいと思える仕事ではない場合や、会社の商品・サービスに関心を持てない場合には、働く意味を見失いがちです。どうにかやりがいを見出そうとしても苦しいのです。
 
「自分が本当にやりたいことは、なにか?」 丁寧に深掘りしていく必要があります。
 
 

2.強みを活かせていない

  
「努力しているけど、なかなか上達しない。同僚のようにスイスイできない」
「仕事はそれなりにできるけれど、がんばってもがんばっても、自信を持てない」
 
そんなときは、苦手の克服に注力している可能性があります。
 
苦手なことを頑張るのは、まるでカヌーで川を上り続けるようなもの。がんばっても自信が削られていきます。
  
苦手の克服をやめ、強みを伸ばす努力に切り替える必要があります。

強みを知り、仕事に活かすことで、努力がそのまま自信と成果に結びついていきます。
 

3.人間関係や職場環境が合わない(環境)

「職場の人と合わない。話が通じないし考え方が根本的にちがう」
「忙しすぎて辛い」
などです。
 
上司や同僚の考え方と自分の考え方が大きく違うと、よかれと思ってした仕事が歓迎されないなど、がんばりを評価されにくいです。
 
また、仕事内容が合っていても「仕事量が多すぎる」「オフィスの閉塞感がつらい」など、ストレスが強すぎると続けれられません。
 
自分に合う人間関係や職場環境を明らかにする必要があります。
 

まとめ:HSPが自分に向いている仕事を見つけるために

 
HSPが自分に向いている仕事をみつけるには
 1.想い:やりたいと思えること
 2.強み:生まれ持った強み
 3.環境:自分に合う人間関係や職場環境
を深掘りし、自分に向いている仕事を割り出す必要があります。
 
 

HSP・繊細な人向けの「適職診断」

繊細の森では「適職診断」を行っています

繊細の森では
「自分に向いている仕事を知りたい」
というHSPに向けて適職診断を行っています。

 
のべ600名のHSPから相談を受けてきた武田自身がヒアリングを行い、ひとりひとりに向いている仕事をご提案しています。
 
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適職診断・詳しくはこちら  

※転職する前に確認してほしいこと

もし
「仕事は自分に合っている。でも、職場の人間関係が辛い」
「感受性の強さに振り回されている」
など
「転職しても同じことを繰り返すんじゃないか?」
という方は、転職する前に、なんでも相談室(個別相談)へお越しください。
 
HSP気質との付き合い方を学ぶことで、ストレスを流せるようになり、まわりの人の気分に左右されにくくなって、同じ職場で元気に働けるようになります。

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HSP・繊細な人が自分を活かし、幸せに働くことを、心から応援しています!
  
  

HSP専門カウンセラー紹介

 
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武田友紀 
1983年生まれ。九州大学工学部機械航空工学科卒。メーカーでの商品開発を経て、フリーのカウンセラーとして独立。のべ600名のHSPから相談を受ける。
 
経歴や独立の経緯など、詳細は下記をご覧ください。
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