繊細さん(=HSP(Highly Sensitive Person))とは

こんにちは、はじめまして。
繊細の森・HSP専門カウンセラーの武田友紀と申します。
 

繊細さん(HSP)とは?

 
繊細の森では、HSP(Highly Sensitive Person)を「繊細さん」と呼んでいます。
 
繊細さんの特長は「感じる力が強い」という一言に集約されます。
 
ひとの気持ち、場の雰囲気といった人間関係に関するものから、光や音、気温などの環境の変化など、「自分の外側にあるもの」はもちろん、体調や自分自身の気持ち、新しく思いついたアイデアなど「自分の内側で起きていること」もよく感じ取ります。
 

感じる力が強く、他の人が気づかないような小さなことにもよく気づくため

  • まわりに不機嫌な人がいると緊張する
  • 細かいところまで気づくため、仕事に時間がかかる
  • 相手のことを考えすぎて自分の意見を言いづらい
  • 疲れやすく、ストレスが体調に出やすい

などの悩みを抱えることがあります。
 
  

繊細さん(HSP)診断テスト

 
自分は繊細さんなんだろうか?
 
そう思ったら、以下の診断テストを試してみてください。HSPの提唱者であるアメリカの心理学者・エレイン・アーロン博士が作成した自己テストです。
  

 
次の質問に、感じたまま答えてください。少しでもあてまはまるのなら「はい」と答えてください。まったく当てはまらないか、あまり当てはまらない場合に「いいえ」と答えてください。
 

  • 自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
  • 他人の気分に左右される
  • 痛みにとても敏感である
  • 忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
  • カフェインに敏感に反応する
  • 明るい光や、強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
  • 豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい
  • 騒音に悩まされやすい
  • 美術や音楽に深く心動かされる
  • 時々神経が擦り切れたように感じ、一人になりたくなる
  • とても良心的である
  • すぐにびっくりする(仰天する)
  • 短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
  • 人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
  • 一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
  • ミスをしたり物を忘れたりしないよういつも気をつける
  • 暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
  • あまりにもたくさんのことが自分の周りで起こっていると、不快になり神経が高ぶる
  • 空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
  • 生活に変化があると混乱する
  • デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
  • 動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
  • 大きな音や雑然とした状況など強い刺激に悩まされる。
  • 仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
  • 子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた

 
以上の質問のうち十二個以上に「はい」と答えたあなたはおそらくHSPでしょう。しかし、どの心理テストも、実際の生活の中での経験よりは不正確です。たとえ「はい」がひとつかふたつしかなくても、その度合が極端に強ければ、そんなあなたもHSPかもしれません。
 
出典:講談社「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。」第2版

 

 
 

繊細さん向けコラム

 
「ストレスに強い人」が求められがちな社会の中で、繊細なこと…ストレスにも敏感であることは、生きづらかったりもします。 
  
繊細であることは、ひとつの性質です。優劣ではなく、足のサイズが○cmのように、ただただ「繊細である」ということです。
 
 
繊細の森では、仕事から人間関係まで、繊細さについてのコラムを多数掲載しています。
どうぞ、ご自分にあったコンテンツを見つけてくださいね。
 
【繊細さん(HSP)コラムは、こちら】
 
 
繊細さが持つ良い面も大変な面も、まるごと受け止めて、ありのままの自分で生きる。
 
繊細の森は、自分のままで生きていく人を、応援しています。