不安とのつきあいかた:おまけ:「がんばろう」よりまず愚痴である

これまで2記事にわけて不安とのつきあいかたをお伝えしましたが、
今回は、プラスアルファの対処法をお伝えしますね。

<不安とのつきあいかた>
(1)軽い不安への対処法
(2)大きな不安への対処法
おまけ:「がんばろう」よりまず愚痴である←今回はココ

 
SNSだと「がんばろう」っていう発信が多いのかなと思いますが、「がんばろう」の前に、どこかで愚痴を言ってくださいね。
 
 
上品に「大変ですよね。早く収まるといいですよね」と言うよりも、親しい人に
 
「毎日状況変わるし、なんか不安になっちゃってさぁ……!」
「もうさー、在宅勤務って、子どもいたらできへんわ!」(←これは私です)
「ストレス、たまるわーーーーー!」
 
と、心の内をそのまま言ってみるほうがおすすめです。 
 
 
繊細さんのなかには、愚痴や弱音を言うことを良しとしない方もいらっしゃいますが
「愚痴を言う」って、実はとても大切なことです。
  
愚痴を愚痴としてそのまま言えると、それだけで心の中が軽くなります。
すると、心が本来持っている力が発動しやすくなります。
 
  
 
愚痴を聞いてもらうことで、すっきりしたり安心したりして
「メンタル保全のために、とりあえず散歩に出ようかなぁ」
「漫画、買っちゃおう!」
「しょうがないから、子どもにはとりあえずyoutube見せとこう!」
など、楽しめる工夫に目が向きやすくなります。
 
人間は、幸せに向かって生きる生き物なので、
重しを取り除くことで、気持ちも行動も幸せなほうへ進んでいきます。
 
  
がんばろうの前に、
愚痴、言ってくださいね〜〜〜!!
 
 
(※このあたりの話は、拙著「繊細さんが「自分のまま」で生きる本」にも書いています。
お手持ちの方は、P28や、P48「気持ちを話しながら進もう」をご覧ください〜!)