不安とのつきあいかた(2)大きな不安への対処法

変化の大きい日々ですね。
心がざわざわする…!という方もいらっしゃるかと思います。
 
 
変化を乗り越えるために、不安への対処法をお伝えしています。

<不安とのつきあいかた>
(1)軽い不安への対処法
(2)大きな不安への対処法←今回はココ
・おまけ:「がんばろう」よりまず愚痴である

 
前回は軽い不安への対処をお伝えしましたが、今回は、大きな不安への対処法。
 
トラウマの話などもしますので、心当たりのある方で「今の状況でトラウマの話はしんどい」という方はそっと画面を閉じてくださいね。
 
 
今回、話がややこしいので音声だとわかりにくいかも…?
音声(youtube)と文章とどちらも掲載しますので、お好きな方を御覧くださいませ。
 

 

大きな不安への対処法(1)不安の出どころを確認する

 
大きな不安に呑みこまれそうな時、まず確認してほしいのは、その不安の出どころです。
 
こんな状況ですので、不安が湧くのはごく自然なことです。
 
しかし、もしも
「まぁ、こういうときは不安になるよね」
では済まないレベルの
得体の知れない巨大な不安が湧いているのであれば、
 
それは、過去のつらい思い(トラウマ)を反映しているのかもしれません。
 
 
 
トラウマというと「一部の人だけが抱えるもの」と思われるかもしれませんが、気づかないままにトラウマを抱えていることがあります。
 
・幼い頃に寂しい/怖い思いをした
・大切な人との別れがあった
・職場でつらい思いをした
などがあり、
 
そのときの感情が解消しきれずにそのまま残っている(つまり、トラウマになっている)ことは、案外あるものなのです。
俗に言う「見捨てられ不安」も、トラウマのひとつです。
 
 
 
トラウマを抱えていると、
当時を思い出させる状況になったとき
わーっと、当時の怖さが蘇ってきます。
 
やっかいなのは、
当時の怖さが、まるで「今の状況に対する不安かのように」湧き上がってくることです。
 
 
今の状況はたしかに、不安になるのが自然な状況なのですが、
 
・頭では「大丈夫」とわかっていても、いてもたってもいられなくなる
・自分でもなんだか変だなと思うぐらい、焦りや不安がわーっと出てくる
 
など、自分の置かれた状況に対して「不釣り合いな大きさの不安」が湧いているのであれば、
 
それは「今の状況に対する不安」ではなくて、
「当時の心底恐ろしかった気持ちが、今、出てきている」のかもしれません。
 
 
 
これは個人的な考えですが、見分けるポイントは
「得体のしれなさ」や「理屈ではない怖さ」
です。
 
「仕事を失注して家計がまわらなくなる。これからどうなるんだろう」
「おばあちゃんと一緒に住んでいる。うつしてしまわないか心配で、ものすごく気をつけている」
というのは、理由のある自然な不安です。
 
 
ですが、たとえば
 
「一人暮らし。仕事しづらくはなっているけど、家計は大丈夫そう。
買い物にも行けるし、周りの人もみんな元気だし、私個人の状況としては、そこまで大きなダメージを受けたわけではない。
 
それでも、不安で不安でいてもたってもいられなくなる」
 
となると、状況に対して不安が大きいように感じます。
※3月31日時点での記述です。個々の考え方・状況もありますし、一概には言えないので、見分け方の例として読んで下さいね。
 
今の状況に呼応して、
俗に言う「見捨てられ不安」が、わーっと湧いている、という方もいるかもしれません。
見捨てられ不安って、当事者からすると心底怖いものです。
 
 
 
自分の状況に対して不釣り合いな、得体の知れない巨大な不安がわくときは、
 
「昔のとても怖かったときの記憶が
いまの状況に反応して、引っ張り出されてきてるのかもしれない。
今感じているこの不安は、おばけみたいなものなのだ」
 
と考えてみて下さい。
 
 
 
 
そして、いま、大人の自分が持っている力を思い出してください。
 
自分でお水も汲めるし、物も買える。
ドアを開けて外に出られるし、
動画だって見放題。
 
心底困ったときは、助けを求めることもできる。
自分で自分を守っていけるから、大丈夫。
 
そのことを確認するのです。
 
 

大きな不安への対処法(2)つぼトントン

 
不安に呑み込まれそうになったら、つぼトントンもおすすめです。
こちらは、つぼをタッピングして気持ちを落ち着かせるというもの。
 
方法をまとめたチラシがあるので、リンクを貼りますね。(PDFです)
【日本TFT協会による、災害時支援用チラシ「つぼトントンで元気になってね」】
 
※動画はこちら:日本TFT協会「ストレスケアの手順」
 
 
これ、とってもおすすめです。
 
トラウマの治療方法のひとつにEMDR(眼球運動などで脳の情報処理を活性化する治療法)がありますが、こちらのツボトントンも眼球運動が入っており、共通する部分があります。
 
 
私も、不安になったときにトントンしています。
 
トントンすると、霧が晴れるように、
すーーーっと気持ちが落ち着きます。
 
道具もなにもいりませんし、
5分ぐらいでできますから、試してみてくださいね。
 
 

大きな不安への対処法(3)心と体にアプローチ

 
前の記事の繰り返しになってしまいますが、
やはり不安って「頭」が作り出すものです。
 
なので、不安になったら
「いま、頭ばっかりになってる」
と思って、心と体にアプローチしましょう。
 
・深呼吸(瞑想アプリ使うといいですよ)
・ヨガ
・この機会に大掃除
・手足のマッサージ
・湯船につかって体をあたためる
・キャンドルを灯してぼーっと眺める
など、
 
体を使うこと、そして五感に意識を向けることで
「頭」の不安が鎮まります。
 
「頭」に振り回されず、「心と体」に感覚を向けてくださいね〜!
 
 
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