耳に優しい生活を始めてみます。「敏感な聴覚」 体験談

こんにちは、繊細の森・もりばん 友紀です。
 
感受性豊かな繊細さんや、HSP(Highly Sensitive Person)。
光・音・匂い・人の気持ちなど、さまざまな情報をキャッチします。
 
なにに敏感なのかは ひとによって違いますが、感じすぎて普段の暮らしのなかで辛く思うこともあるかもしれません。
(わたしは、夜の明かりが苦手です…!)
 
こちらでご紹介する なおさんは、聴覚が敏感だと気づいたそうです。
 
繊細さと上手につきあうヒントになれば嬉しいです。
 
元記事はこちら→【敏感な聴覚】
※掲載許可をいただいています。また、改行や太文字など一部編集しています。
 
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こんにちは~。 
 
鍼治療とカウンセリングを終え、 
今日は随分と気分が上がっています、なおです(^^) 
 
(略)
 
私、自分では大雑把で雑な性格、と思ってますが
リアルに一緒にいる人からも、ネットでのお付き合いの方からも、 
 
「自分の繊細さをちゃんと認識したほうがいいよ」 
 
と言われることが度々。 
 
 
 
 
どんな風に繊細、なのかなぁ~~、と
「繊細の森」を渉猟していると、なんとなく
 
「聴覚が敏感なんだ」 
 
ということに気づきました。 
 
 
 
「同じ繊細さんでも、人によってどこが繊細なのかが違う」 
という観察が「パートナー」とのことを書かれた章に載っていて、→【こちら】
 
あ~、私は聴覚だ! と思ったのです。 
 
 
考えてみると、聴覚からリアルな映像として自分の中で上映されていることがわかりました。 
 
たとえば、電話の向こうの相手の様子を、 
リアルに、ありありと想像するのです。 
 
 
「あ、レストランの中で食事している」とか、 
 
「宴会から抜け出て、玄関の引き戸を後ろ手に締め、
玉砂利を歩き始めたところで、通話ボタンを押した」とか、 
 
「車を運転していたけれど、電話が鳴ったので、
路肩に駐車して、ハザードをたいて出てくれている」とか。 
 
 
 
 
認知症の義母と同居していた時は、
私の寝室からは一番遠いところにある、義母の部屋のドアの開け閉めの音から独り言、ふかぶかとつかれる重いため息まで聞こえました。 
 
あぁ、おばあちゃんが部屋で絶望してる・・・。 
 
よく、そう思っていたものです。 
(義母が徘徊してしまわないように、ここは特別にセンサーを張っていた、という点もありますが・・・) 
 
 
 
 
聴覚が敏感で、聴覚から映像が紡がれる。 
脳内映画がつねに上映中で、その分、リアルな視点は弱かったりする。 
(テレビに出てくる俳優さん、ほとんど見分けられません) 
 
 
(略)
 
 
すると、ひとりでに、 
 
「耳栓をすると、楽かもしれないな」 
 
という言葉が出てきました。 
 
 
 
耳はいつも開きっぱなしなので、音や気配の遮断って自力では難しいんです。 
 
いまも、拾いたくなくても、娘達の気配を拾ってしまって、 
(あぁ、あの子が泣いてる・・・)
とか、気を揉んでたり(苦笑) 
 
一日の中で深くリラックスすることが少ない、のが
どうしてなのか、どうすればいいのか、まったくわからないできましたが、
今回は、これが正解のような気がします。 
 
 
私、耳に優しい生活を、始めてみます!
 
 
 
 
少しでも楽になれると、いいなぁ~~~(^^)

 
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なおさん、ありがとうございます。
 
繊細な感覚で困るときは、いろんな手段で、そっと五感を守ってみてくださいね。
 
 
 
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(繊細の森・森番友紀)