繊細さん同士のパートナーシップ

繊細さん・HSP気質が強いひと同士の恋愛やパートナーシップも、大きな話題ですね(繊細の森でも、たびたび取り上げてきました。関連記事へのリンクを記事の終わりに書きましたので、そちらも併せてご覧ください!)。

私、もりばんつりーは、繊細なもりばん・友紀氏と一緒に暮らしていますが、先日、「自分が気にしていることは、パートナーは意外と気にしていない…!」と思うことがありました。

自分が気になることは、パートナーも気になる?

例えば、私はどうやら「聴覚」が敏感なようで、工事などずっと大きな音がしていたり、電話が常になっていたりする場所が苦手なのです。

先日、引越しの手伝いで大きめの商用バンを借りて、2人で長時間乗っていました。その車の中の音がうるさくて…普通の乗用車ではないので、エンジン音も響くし、運転しながらとても気になっていました。

同乗していた友紀氏に、「うるさいよね?平気?ごめんね、普通車にすればよかったね」と、多分30分に1回ぐらいは聞いていたのですが、友紀氏はどうやらへっちゃらな様子…。

そのとき、友紀氏に「つりー氏は聴覚が敏感だから気になるんだね。私はそこまで聴覚は敏感じゃないから、気にならないよ」と指摘され、「そうか、自分が気になることは、繊細びとだからといって必ずしもみんな気になるわけんじゃないんだ…!」とあたりまえのことに気づきました。

余計なことに気を使ってしまうことも…?

また、私は寝起きがあまり良くなく、朝に光や物音などで起こされるのが本当に嫌です。(なので、寝室のカーテンの遮光性はすごく気になります)

私が先に起きて仕事にでかける、ということもあるのですが、そのときに「寝ている友紀氏を起こさない」ようにかなり気をつかっていました。例えば、寝室の電気は絶対つけないとか、物音に気をつけるとか、です。

ある日、「朝ぼくが先に起きると気にならない?」と聞いたのですが、全く気にならない様子…。しかも逆に、「私が気にならないところに気を使って、神経使うのは良くないんじゃない?」というごもっともなご意見をいただきました。笑

感覚を共有することは難しいからこそ共有しよう

どうしても、自分の感覚を他人と正確に共有することは難しいので、ついパートナーも自分と同じ感覚を持っているのではないか、と思いがちなのかもしれません。繊細なひと・HSPなひと同士でも、平気なこと・苦手なことは異なるので、自分が気を使っていることが、実は相手にとってあまり大事でなかった、となるとちょっと勿体無いですね。

繊細なパートナーを持つひと、繊細なひと同士で過ごすには、相手の大事なポイントや気ならないポイントを話し合えると良いのかも、というお話でした。

関連記事まとめ〜こちらも併せてどうぞ!

<繊細の森コラム>

・繊細さん同士のパートナーシップ〜感受性の豊かさを、大切なひとと共有する
https://sensaisan.jp/archives/733

・繊細さんのパートナーとの暮らし方
https://sensaisan.jp/archives/460

・繊細さんが一緒に暮らすとどうなる?~HSPのパートナー。起こりがちな事と対策。
http://ameblo.jp/hunnwari-suisaiga/entry-12037431546.html

※1番目の森のコラムを、友紀視点で書いた記事です(外部の友紀ブログに飛びます)

<関連書籍>

HSP研究者であるアーロン博士が書いた、繊細なひとの「恋愛」に関する本
「敏感すぎてすぐ「恋」に動揺してしまうあなたへ。」もあります。特に、繊細なひと(HSP)と繊細でないひと(non-HSP)のパートナーシップなど、とても興味深いことが書かれてあります。以前は入手しにくい状態が続いていましたが、Kindle版も最近出版されたようで手に入れやすくなりました。

パートナーシップや恋愛・結婚については、森でも取り上げていきたいと考えています。

※繊細の森について

繊細の森では、内向的で感受性が豊かな「繊細さん」を応援しています。自分らしく進むためのヒントをコラムとして発信したり、繊細さん同士がつながる場所としてイベントの開催繊細さんリンク集の公開を行っています。また、定期的なメルマガの配信や、繊細さんならではの悩みを相談できる相談室も行っています。気になったコンテンツを見てみてくださいね。

(繊細の森・森番つりー)